神経質礼賛 1811.プチ収穫
小さな花壇から大きく伸びたオリーブの木に少し実が生り(1796話)、緑→黄→赤→紫→黒と色が変わってきた。風で落ちてしまうものもある。そこで、収穫してみると、25粒あった。食卓の私のランチョンマットはオリーブの絵柄なので、そこに置いてみる。見て十分楽しんだからいいや、と思いつつも、何かに使えないかと調べてみる。そのまま食べたら苦味が強烈らしい。虫や鳥に食べられないようになっているのだ。食用として売られているオリーブの実は渋抜きされている。強アルカリの水酸化ナトリウムで処理している場合が多い。これは危険なので、家庭では手に入りやすく安全な炭酸水素ナトリウム(重曹)を使って渋抜きをする方法もあるとのことだ。その他に水や塩水に漬けて丹念に水を入れ替えていく方法もあるが、手間がかかり根気が必要らしい。ワインや焼酎に漬けてポリフェノールたっぷりのオリーブ酒にするといいらしいけれども1年位かかるという。意外とよさそうなのが日本酒に漬けるというものだ。麹菌の働きで、半月ほどで赤い色のオリーブ酒が出来上がるそうだ。手間が少ないし、プチ収穫量に見合った利用法はこれだ、と決めた。洗って水を切ったオリーブの実を透明の容器に入れ、日本酒を2合入れた。さて、どうなるか。楽しみである。
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