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2020年12月27日 (日)

神経質礼賛 1819.オリーブ酒

 3週間前に少しばかりとれたオリーブの実を日本酒に漬けた話を書いた(1811話)。焼酎やワインではなく日本酒というところがミソで、麹菌の働きにより短期間でポリフェノールたっぷりのオリーブ酒ができるのだという。1週間もすると液体部分がほのかに赤くなってきた。2週間、3週間と経って実の部分の色は抜けて白っぽくなり、液体部分は薄い赤ワインのような色になった。どうやらオリーブ酒の出来上がりらしい。

 夕食の時に飲んでみる。今まで味わったことのない不思議な味だ。オリーブらしい香りがほのかにする。日本酒らしさはなくなって、すっかり洋酒になっている。400ml位日本酒を入れたのが、実が吸ってしまって飲める部分は300ml弱に減っていた。積極的にすごく美味しいという味ではないけれども、これもありかな、といったところだ。脱色された実をかじってみると、うま味成分は出てしまっている様子で、わずかな苦みを感じる程度であり、焼酎に漬けて梅酒にした梅の実のようにはいかない。ともあれ、少しばかりの自然の恵みでいろいろ楽しませてもらった。ありがたいことだ。

 こういう御時世だから食の楽しみの比重が大きくなっている。スーパーなどで入手しやすいアンデイコ(栄屋乳業)のチーズケーキについて以前書いた(1756話)。同じメーカーの定番商品「こだわり極プリン」はスーパーでよく見かけ、いつでも美味しく食べられる。3年ほど前に期間限定の「極チョコプリン」が出て、非常に美味しかった。それがまた店頭に再登場しているのを発見。濃厚な生チョコのような味が実にいい。しかも香料・着色料・保存料不使用。そして百円ちょっとで買えるのだからうれしくなってしまう。定番になることを期待しよう。

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コメント

オリーブというのが、暖かい土地らしくていいですね~。オリーブ酒って、なかなか想像ができないですが、作るのはとても楽しそうです。

私も、食べる楽しみは大きくなっています。特に甘いもの♪
食べ過ぎの傾向がありましたが、最近は、よりお菓子を美味しいと思えるように、食べる量はセーブするように気をつけるようにしています。たまに評判の店の評判のお菓子も求めるのも楽しみです。また、母や親しい人の好みを考えつつ、想像しつつ選ぶのもこれまた楽しいです。

先日、りんごケーキを作りました。母は喜んでくれました。が、きれいに出来なかったのはちょっとがっかりで、人にはあげられませんでした。菓子作りって一般の料理より面倒なので、腰は重いのですが、大むかし買ったお菓子作りの道具があるので、またやってみようと思っています。

夏子 様

 コメントいただきありがとうございます。

 「密」を避けるため、人と会うことも希薄になってしまいましたが、こういう時期だからこそ、「食」を通じた繋がりが貴重になってきていると思います。
 りんごケーキ、おいしそうですね。手作りはお店のようにきれいにはできなくても、心がこもっていて、親しい人と喜びを分かち合えていいですね。
 そういえば、私の母もよくパウンドケーキを焼いてくれたものです。刻んだクルミ・レーズン・オレンジピールがびっしり詰まっていて少々重たいケーキでした。学生時代に帰省して、また下宿に戻っていく時に持たせてくれて貴重な保存食糧になっていたことを思い出しました。

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