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2021年5月30日 (日)

神経質礼賛 1870.エリック・カールの絵本

 先週、アメリカの絵本作家エリック・カール氏が91歳で亡くなったというニュースが入ってきた。エリック・カールの絵本は我が家にも何冊かある。子供たちが小さい時には一緒に読んだものだ。『はらぺこあおむし』『だんまりこおろぎ』『ごきげんななめのてんとうむし』『やどかりのおひっこし』『パパ、お月さまとって!』が書棚にある。

 はらぺこあおむしは、日曜日に卵から孵った小さな青虫が毎日リンゴやら梨やらスモモやらイチゴやら何でも食べて成長していく。とてもカラフルで見ていて楽しくなる。食べたところには穴が開いていて穴は毎日一つずつ増えていく。無茶食いしてお腹を壊すこともあるけれども、緑の葉っぱを食べて元気になり、やがてさなぎになり美しい蝶になる。だんまりこおろぎでは、まだ小さなこおろぎ坊やが羽を擦って鳴こうとするが音が出ない。そんなことを繰り返していくうちにだんだん成長して、ついには綺麗な音を出せるようになる。いずれも子供が成長していくことへの夢や希望を膨らませてくれるような内容である。ごきげんななめのてんとうむしは、自分よりも大きな生き物に喧嘩を売るけれども全く相手にされない。ついにはクジラにまで喧嘩を売る。疲れ果てて元の葉っぱに戻ってくると仲間のきげんのよいてんとうむしが御馳走のありまきを残してくれてあってそれにありつく。自己愛の問題をそれとなく扱っているように思える。やどかりは毎月体が大きくなって引っ越していくが、他の海の生き物たちと共生していく様子が描かれる。パパ、お月さまとって!では、娘からお月さまをせがまれたパパが山の上から長い長いハシゴを登ってお月さまを取りにいく。折ってある絵を広げて見る楽しさがある。そして、本当にお月さまを取ってきてしまうのだ。夢があっていい。娘はお月さまで遊ぶがやがて消えてしまう。そして空にはまたお月さまが出てくる。これは実際に作者が自分の娘さんからそのように言われて考えついたということが書いてあった。頭の硬い神経質人間には考えもつかない話である。子供のおかげでこうした絵本を見ることができたのは幸いである。今、また開いて眺めてみると、頭の中身をほぐすマッサージ効果がありそうだ。

2021年5月27日 (木)

神経質礼賛 1869.ヒメシャラ(姫沙羅)の花

 昨夜は皆既月食(1471話)。今回は前回と同様に月が大きいスーパームーンで、午後8時台のいい時間帯だったから双眼鏡を出して待っていたが、曇っていて全く見えなかった。残念。次のスーパームーン皆既月食は12年後なのだそうだ。

 今朝、新聞を取りに出たら、小さな白い花が落ちていた。一体どこから飛んできたのだろう、と見上げたら、玄関先のヒメシャラの木の上部に花が咲いているのに気が付いた。この木は今年の1月に妻の実家から移植したものだ。実家を処分する前に1本くらいは記念に持ってきたいと妻がいつも言っていた。素人には難しいので、長年実家の庭木の手入れをしてもらっていた植木屋さんに依頼したのだった。さすがはプロの仕事。ブロックを使って60×90cm位の専用の花壇を作り、そこに移植してくれた。我が家に来た時には葉がすっかり落ちていて枯木のようだったけれども、春先には鮮やかな緑の小さな葉がたくさん出てきた。椿の葉を小さくしたような感じだ。小雨の降る中、小さな白い花たちはちょっと下向き、うつむき加減に咲いている。目立たないけれどもいい感じである。「愛らしさ」「謙虚」という花言葉に納得する。内心、負けず嫌いの我々神経質も、謙虚に素直に生きたいものである。

2021年5月23日 (日)

神経質礼賛 1868.衣替え(2)

 今年は梅雨入りが例年より3週間も早く、5月中旬だった。アジサイの花が咲き始めている。近所の線路沿いにはタチアオイの花も咲き始めた。通勤の際に駅で見かける高校生さんたちもすでにワイシャツ姿や夏服が多くなっている。衣替え(1194話)の時期である。半年ごとに入れ替える下着のシャツを今朝、半袖からランニングにチェンジした。仕事に着ていくジャケットも夏物を出す。ズボンも梅雨が明けるまでの間はウール混じりの薄いものにして、真夏はさらにポリエステル100%に替えて頻繁に洗濯するようにする。普段は衣類に無頓着なので、こういう機会でないとなかなかチェックすることがない。Yシャツで襟が擦れてきたのがあって、そろそろ処分時かなあ、と思う。人からもらって気に入ったハンカチは30年以上でも使っていて、その後もらったハンカチが大量に溜まっているからこれも交換かなあと思う。

 我が家の衣類クローゼットの大部分は妻の領域になっていて、私が使える部分はロッカー1つ分位。そこにジャケット、礼服、スーツ、ネクタイがびっしり掛けてあり、その下にズボンや普段着を積んである。冬物は厚いので、夏は積み重ねてある高さがジャケットのすぐ下までに達してしまう。クローゼットの最上部にはもう少し収納スペースがあって、そこに未使用の買置きのYシャツやズボンや下着類を入れている。買置きがあることに気付かずについ同じような物を買っていたりする。今日のような梅雨の中休みの日には衣類の整理には適している。神経質を自認しているのだから、もう少しスッキリさせないとなあ、と反省する。

2021年5月20日 (木)

神経質礼賛 1867.ようやく1回目ワクチン接種

 当初、3月中に行われるはずだった院内の職員を対象としたワクチン接種が1カ月遅れ、さらに市からのワクチン供給が遅れて、ようやく今週実施できる運びとなった。その日に外来担当でない医師が問診票をチェックし、専任の看護師さんが注射をする。私の担当日は水曜と土曜日だ。問診をして、かつ自分自身も打ってもらった。特に痛みは感じなかった。一晩経って今朝、注射部位を見ると特に腫脹や発赤はない。ただ、腕を動かすとごく軽い痛みを感じる時がある。2回目の接種時には副反応が出やすいというデータがある。とりわけ倦怠感の発生率が非常に高いそうなので、次回の接種前後は極力いろいろな予定を入れないようにしようと思う。

 毎年打ってもらっているインフルエンザの予防接種は皮下注射である。今回のように肩に筋肉注射をしてもらったのは、多分初めてのことだと思う。仮に、ワクチンでなく生理食塩水であっても、やはり筋肉痛などの反応は出ることだろう。精神科外来では4週に1回、治療薬を筋肉注射している患者さんたちがいる。怠薬や服薬中断を防ぐため、統合失調症の患者さんに行う持効性注射剤(LAI)いわゆるデポ剤である。以前勤務していた病院では、それほど多くなかったが、現在の病院では結構な人数がいる。最近の第二世代の持効性注射剤は1本5-6万円。第一世代の注射剤の十倍以上の価格だから製薬会社も販売促進に力が入るわけである。大学教授による講演会を頻繁に開いて医師たちにこれらの薬をせっせと勧める。治療の初期からこれらを使うべきだと力説する大先生もいる。製薬会社の担当者に私は意地悪くこれらの注射剤と第一世代の注射剤との比較試験でより高い効果が実証されているのか、と尋ねると、彼らは口をつぐむ。何せ比較試験の対照はプラセボ(偽薬)なのだから。確かに再発防止効果は高いけれども、私が患者さんの立場だったら、注射よりも内服薬を選びたい。だからなるべく病気の説明を繰り返し行って、内服薬をしっかり飲んでもらう努力をしている。私が持効性注射剤を患者さんに勧めるのはよほどの場合である。

2021年5月16日 (日)

神経質礼賛 1866.プラモデルの街

 市の広報誌に静岡駅南口に新たにできたモニュメントのことが書いてあったので、出勤前に探してみた。駅南口に半島状に突き出したバスターミナルの奥にあった。こちらは駅北口と異なり、バスは少なく閑散としている。朝7時前、タミヤ模型へ従業員を送迎するバスが1台停まっているだけだった。車体にはタミヤのプラモデルがラッピングされていて目を引く。モニュメントには「模型の世界首都・静岡」という文字が入ってプラモデル状の形をしているが、青一色で目立ちにくいし、そもそも人が通らない場所であるから、気が付かない人も多いのではないかと思う。横にある説明パネルの方が小さいけれども、まだ見やすい。世界首都とは大層なキャッチコピーながら、目立たないように設置するのが、引っ込み思案の静岡人らしいやり方である。

 日本のプラモデルの約8割が静岡市内で生産されていることはあまり知られていない。徳川家康が駿府に種々の分野の職人たちを集めたことがその原点になっているという説もある。プラモデルに熱中した経験がある男性は少なくないだろう。お若い方ならばミニ四駆やガンプラ(機動戦士ガンダムのプラモデル)に夢中になったことがあるかと思う。私も小学生の時にはゼロ戦などの戦闘機や戦車や軍艦のプラモデルを小遣いで買って作ったものだ。当時の小遣いが月300円。モーター付きの戦車はその金額で買えてコストパフォーマンスが高かった。坂や障害物を乗り越えさせて遊ぶことができたから、何台か作った。駄菓子屋へ行けば10円で買える小さなプラモデルもあった。プラモデルをきれいに作るのは難しい。丁寧にバリ取りをして注意深く接着する必要がある。接着剤がはみ出すと見苦しくなる。シール貼りにも細心の注意を要する。ずれたら修正困難だ。さらに塗色するのは上級者でなければうまくいかない。かなりの神経質が要求される。根気や集中力を養うにはよい経験になる。私の場合は小学校高学年からはラジオやアンプなどの電子工作にのめり込んでいったが、物作りの原点はプラモデルだったと思う。最近の「巣ごもり需要」からプラモデルの売上は好調らしい。

2021年5月13日 (木)

神経質礼賛 1865.もし治ったら

 今まで、神経症は治そうとするのを忘れた時に治っている、とたびたび書いている。何を馬鹿げたことを、と思われる方もおられるだろうが、実際そうなのである。人前で緊張してドキドキするのは当たり前であるし、鍵をかけ忘れていないかスイッチを切り忘れていないか心配になるのも普通のことであるし、どんなに健康な人でもたまにはは眠れなかったり頭痛がしたり腹の調子が悪かったりすることはあるはずだ。そうしたことを過度に病的であるとして、完全になくそうとする、「不可能の努力」をしているうちに、ますます注意が自分の方に向いて「症状」を固着させてしまうのが神経症である。その不可能の努力を日常生活の中の建設的なことに向けていくのが森田療法だ。事実をそのまま受け止め、「症状」はあろうがなかろうが、その場でやるべきことをやっていく習慣が付けば、自分自身が作り出していた「症状」は気が付けば自然と消退しているのである。森田先生は次のように言っておられる。

 治ったら、気がハッキリするとか、気分が悪いのがなくなるとかいう間は決して治らぬ。気分は悪くとも、どうでもよいという風になると治るのである。
 不眠でも、赤面恐怖でも、なんでもこれを治そうと思う間は、どうしても治らぬ。治す事を断念し、治す事を忘れたら治る。これを私は「思想の矛盾」として、説明してある事は、皆さんの御承知の通りです。例えば、岸辺の景色が(思想・観念という)水面に影を映すようなもので、(観念の)水がなければ、影という余計なものがなくて、ただ景色そのままの事実があるのみであります。観念があるために余計な邪魔になるのである。(白揚社:森田正馬全集第5巻p.318)

 そして、よりよく生きたい、という「生の欲望」に沿って行動していけば、気がつくと人並以上に力を発揮しているのである。

2021年5月 9日 (日)

神経質礼賛 1864.現金自動精算機

 今年も自動車税の払込用紙が送られてきた。昨日、出勤途中、コンビニに寄る。住民税・固定資産税・年払の生命保険料・母の家の水道料支払はいつもコンビニで済ませている。レジの人に払込用紙と現金を渡したら、「お金はお客さんが入れて下さい」と言われ、「?」。今までならば店員さんがお勘定してくれて、レジ機画面の承認ボタンを押すだけだったのが、いつの間にかレジの機械が替わっていて、現金投入口がついたものになっているのにやっと気が付いた。商店に導入が進んでいる現金自動精算機というものだが、コンビニで見たのは初めてだ。レジの処理が速くなり、店員さんがお金を触らなくて済むから感染防止対策になるし、釣銭間違いの心配もない。しかし、故障したら厄介だろうな、と余計な心配をするのが神経質である。世の中の変化は本当に早い。

 変わったと言えば、今まで現金での決済率が極めて高かった日本でも最近は電子マネー決済が急に増えている。電子マネーを嫌っていた高齢者もポイントに釣られて使うようになってきたようだ。便利な反面、お金を「見えない化」してしまうと、お金の管理がルーズになる懸念がある。実際、外来の患者さんの中には電子マネーになって、ついつい買い過ぎてしまう人がいる。今までは所持金が直感的にわかるし、支払いの際にお金が手元を離れていく時の一抹の寂しさがあったが、電子マネーにはそれはない。使い過ぎに注意する必要がある。

2021年5月 5日 (水)

神経質礼賛 1863.山口さんちのツトム君に隠されたテーマ

 昨日、朝6時のニュースを見ていたら番組が「みんなのうた60」に変わった。子供向けの「みんなのうた」が始まったのが1961年4月。ちょうど60周年ということで、話題となった歌にまつわる秘話を特別番組で紹介していた。

 「山口さんちのツトム君」がみんなのうたで放送されたのは1976年。150万枚を超えるミリオンセラーとなった歌である。ちょっとおませな女の子が仲良しの年下の男の子のことを歌うという形を取っている。作詞作曲したシンガーソングライターみなみらんぼうさんは、「ツトム君のモデルは誰かとよく聞かれて、誰もいないと答えていたけれども、後で自分自身だと気が付いた」とインタビューに答えていた。みなみさん自身、中学生の時に母親を亡くした。自分を支えるつっかい棒がなくなってしまった、いつかふっと帰ってきてくれるんじゃないか、そういう思いがあったという。歌の中では、田舎へ行っていたママが帰ってきて、ツトム君は元気を取り戻し、おみやげのちょっぴり酸っぱいイチゴを女の子と二人で食べる、ということになって聞く人をほっとさせる。楽しい子供向けの歌には近親死のテーマが隠されていたのだ。

 近親死は残された人たちに大きなダメージを与える。配偶者、親兄弟、さらには子供の死もある。森田正馬先生も一人息子に先立たれ、弟子の高良武久先生に、「僕は死にたいよ」と言ってさめざめと泣いたかと思うと、著作に打ち込み、そしてまた泣くという状況だった。のちに形外会の場で次のように述べておられる。

 (形外会会長の)香取さんも、最近十七歳のお嬢さんが、亡くなられた。私も「正一郎の思い出」で御承知の通り、二十歳の一人息子に死なれた。二十年の間、寸時も休みなく、その現在現在に、心を尽くした子宝が、一朝にして消滅してしまった。「ただ悲しい」、ただそれだけである。なんともほかにしかたがない。これが最も確実なる人生の事実である。ことさらこれを裸になったと思うとか、諸行無常だとか、強いて思い煩らう必要はない。ただ悲しい。それだけで最大限であり、また最小限であるのである。
 我々人間は、物事に執着し、あこがれたり喜んだりする。これが破滅すれば悲しみ苦しむ。これが事実である。その破滅したとき、これを抽象すると「裸になった、もとに帰った」という事になる。
 この喜ぶとか悲しむとかいう事は、夏は暑く冬は寒いというと同様で、どうにもしかたのない事実である。思い曲げようとしても、決して曲がるものではない。すなわち洞山禅師は寒い時は寒になりきり、暑い時は熱になりきれと教えた。つまり、事実そのままよりほかに、しかたがない、という意味にほかならぬのである。(白揚社:森田正馬全集第5巻p.325)

 ただ悲しい、その思いを抱えながらも、残された者は生きていく。

2021年5月 3日 (月)

神経質礼賛 1862.労働力調査(2)

 母が住んでいた家に、今度はガス会社から4年に1回のガス器具点検に来たが不在だったという通知が入っていて、日曜祝日でもよいと書いてあったので、昨日の午前に予約して来てもらった。予約は2時間の枠なので、いつ来るかわからず、将棋番組を見ながら待っていると30分ほどして来てくれた。10分足らずで終わる。電気・水道はもちろん、ガス・電話・NHKも解約せずそのままにしてある。コロナが終息して外出ができるようになったら時々施設から連れ出してあげたいと思っている。

 ドアホンの記録を見ると、ガス会社の人以外に来訪記録がもう1件入っていた。以前、労働力調査(1859話)の封筒を持ってきた人のようだ。ポストを開けてみると、「礼状在中」と書かれた封筒が入っていた。中には総務省統計局長名義の礼状と、県からの御礼の品が入っていた。箱を開けると、箸が2膳入っている。うーん・・・。これはボールペンよりも始末が悪い。新しい箸が必要になることはそうはないし、好みがあるから、使わずにお蔵入りのままになってしまいそうだ。原価だって二百円位はしそうだし、それを届ける人件費もかかっていて、それでいて迷惑がられるのだから、実にもったいないと思う。時節柄、紙マスクでも配れば、軽いから配る人も楽だろうし、どこの家でも使うだろうに。神経質が欠如しているとしか言いようがない。

2021年5月 2日 (日)

神経質礼賛 1861.大幅に遅れているワクチン接種

 いよいよゴールデンウイークに突入した。東京や大阪などでは非常事態宣言が発令されて移動を避けるように言われている。しかし、駅では大型キャリーバッグを引っ張って歩く人の姿が目に付く。ウイルスが感染力の強い変異株に置き換わり、さらなる流行の拡大が懸念される。頼りはワクチン接種が進んで国民の大部分の接種が完了することである。TVニュースでは高齢者のワクチン接種が行われている様子が報じられている。本当に政府が喧伝しているようにワクチン接種は進んでいるのだろうか。

 この2月から医療従事者にワクチン接種が始まった。私の勤務先でも3月中にはワクチン接種を行うはずだったのだが、1カ月遅れて4月の中旬に行うことになった。それが、市からの供給が遅れていて、今のところ5月中旬の見込みということでどんどん遅れているのである。マスコミは政府に不都合な情報を流せないのだが、医療サイトでは国民全体に接種が行きわたるまで相当の年数がかかる見込みとの情報も流れている。しかもワクチンの効果も半年とか1年で減弱するだろうから次々と3度目4度目の接種をしなくてはならない。年内に国産ワクチンを開発するなどという某大臣の発言は選挙対策のハッタリであることはミエミエだ。

 昨日(5月1日)、渋谷・原宿・新宿駅周辺で東京都が若者480人にアンケート調査を行った結果が報道されていた。不要不急でも外出した理由は、「マスクをしているから大丈夫」が160人と3分の1を占め、「皆が外出しているから」が73人で両者を合わせてほぼ半数に上ったという。これだけ感染が広がってくると、マスクをして手洗いをしていても市中感染のリスクが高くなっている。変異株の感染では若者でも重症化する恐れがある。とにかく私たちにできることは、神経質を発揮して極力危険な場面を避けることである。

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