神経質礼賛 1864.現金自動精算機
今年も自動車税の払込用紙が送られてきた。昨日、出勤途中、コンビニに寄る。住民税・固定資産税・年払の生命保険料・母の家の水道料支払はいつもコンビニで済ませている。レジの人に払込用紙と現金を渡したら、「お金はお客さんが入れて下さい」と言われ、「?」。今までならば店員さんがお勘定してくれて、レジ機画面の承認ボタンを押すだけだったのが、いつの間にかレジの機械が替わっていて、現金投入口がついたものになっているのにやっと気が付いた。商店に導入が進んでいる現金自動精算機というものだが、コンビニで見たのは初めてだ。レジの処理が速くなり、店員さんがお金を触らなくて済むから感染防止対策になるし、釣銭間違いの心配もない。しかし、故障したら厄介だろうな、と余計な心配をするのが神経質である。世の中の変化は本当に早い。
変わったと言えば、今まで現金での決済率が極めて高かった日本でも最近は電子マネー決済が急に増えている。電子マネーを嫌っていた高齢者もポイントに釣られて使うようになってきたようだ。便利な反面、お金を「見えない化」してしまうと、お金の管理がルーズになる懸念がある。実際、外来の患者さんの中には電子マネーになって、ついつい買い過ぎてしまう人がいる。今までは所持金が直感的にわかるし、支払いの際にお金が手元を離れていく時の一抹の寂しさがあったが、電子マネーにはそれはない。使い過ぎに注意する必要がある。
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