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2021年5月27日 (木)

神経質礼賛 1869.ヒメシャラ(姫沙羅)の花

 昨夜は皆既月食(1471話)。今回は前回と同様に月が大きいスーパームーンで、午後8時台のいい時間帯だったから双眼鏡を出して待っていたが、曇っていて全く見えなかった。残念。次のスーパームーン皆既月食は12年後なのだそうだ。

 今朝、新聞を取りに出たら、小さな白い花が落ちていた。一体どこから飛んできたのだろう、と見上げたら、玄関先のヒメシャラの木の上部に花が咲いているのに気が付いた。この木は今年の1月に妻の実家から移植したものだ。実家を処分する前に1本くらいは記念に持ってきたいと妻がいつも言っていた。素人には難しいので、長年実家の庭木の手入れをしてもらっていた植木屋さんに依頼したのだった。さすがはプロの仕事。ブロックを使って60×90cm位の専用の花壇を作り、そこに移植してくれた。我が家に来た時には葉がすっかり落ちていて枯木のようだったけれども、春先には鮮やかな緑の小さな葉がたくさん出てきた。椿の葉を小さくしたような感じだ。小雨の降る中、小さな白い花たちはちょっと下向き、うつむき加減に咲いている。目立たないけれどもいい感じである。「愛らしさ」「謙虚」という花言葉に納得する。内心、負けず嫌いの我々神経質も、謙虚に素直に生きたいものである。

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コメント

  ヒメシャラは、暖かいところに適した樹木みたいですね。幹も特徴的で美しいとのこと。実際見てみたいです!(私が気づいていないだけかもしれないですが。)
  私は、花や木を見るのは好きですが、見る専門でした。ですが、父母が私に残してくれる小さな庭がとても大切に思える今日この頃、育てること、手入れにも興味を感じます。

夏子 様

 コメントいただきありがとうございます。

 ヒメシャラは珍しい植物ではないはずですが、私も意識して花を見たのは初めてです。目立たないので、今までは見落としていたのだと思います。仰るように幹もツルツルした赤茶色で特徴的です。
 植物の手入れは、その人を健康的にしてくれるものと思います。森田正馬先生の診療所では、庭木の手入れ、盆栽の水遣りは立派な作業療法でありましたし、鈴木知準診療所でもバラの栽培がありました。浜松医大では大原健士郎教授の時代、毎日、朝夕に入院患者さんたちが花壇の手入れをしていました。同行する私たち医師や看護師さんたちの精神衛生上にもプラスになっていたと思います。

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