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2021年7月18日 (日)

神経質礼賛 1887.青錆

 昨日の朝は目覚時計をかけ忘れていた。それでも普段通りに5時半に起き、トイレに行った後、顔を洗い、髭を剃る。洗面所の時計を見ると、あれ、まだ結構時間があるじゃないかと思う。新聞を取り込んでざっと目を通し、体温を測りながらパソコンのメールをチェックし、朝食を食べに行く。おや、もう時間があまりない、と焦る。結局、洗面所の時計が15分ほど遅れていたのだ。電波時計だから1日でそんなに遅れるのはおかしい。とりあえず時計が遅れているというメモを付けてから出かける。

 仕事から帰ってから洗面所の時計の電池を新品に交換する。もう1年以上電池を交換していなかったから替え時なのだろうと思った。ところが、全くデタラメな表示になってしまって操作不能になった。もう一度電池を外して入れ直しても同じである。どうしてだろう。電池ボックスの接点部分を見ると、青い錆がついている。それまで使っていたアルカリ電池をよく見ると少し漏液していた様子だ。例によって目が細かいサンドペーパーを小さく切ったもので錆びを落とす。それから電池を入れ直すと今度はOKだ。錆による接触不良が原因だった。

 このような電池ボックスの錆トラブルはたびたび経験する。もう何度か書いているかもしれない。置時計だけでなく種々のリモコンなど、1-2年は電池がもつけれども、交換してもおかしい時は接点が錆びていないかチェックしてみることだ。現在主流になっているアルカリ乾電池は大電流が流せて寿命が長い反面、漏液しやすい欠点がある。大電流が必要ない時計やリモコンはマンガン電池の方が適していると言われている。昔の機器の接点は赤茶色の銅板だった。錆は緑色、いわゆる緑青(ろくしょう)だった。最近の機器の接点は銅にスズなどのメッキを施した銀灰色である。近頃見る錆はなぜか水色に近い青色である。どうしてこの色になるのかわからない。酸化スズや酸化亜鉛は白~灰色で青くならないはずだ。アルカリ電池の漏液成分と銅が反応してのことだろうか。神経質ゆえ気になる。また思い出したら調べてみるとしよう。

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