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2021年8月29日 (日)

神経質礼賛 1900.ひたむきに生の欲望に突進する

 外来患者さんが多くて忙しい日は頼まれて書く書類も多い。そういう時に限って、病棟から診察を求める連絡、外線電話が飛び込んできたりする。隣の老健で急に亡くなった人が出て対応を求められたり、ワクチンの打ち手が足りなくて応援を求められたりもする。一つを処理していても次々と仕事がたまってしまって気が焦ることがある。しかしながら、どうすることもできない。一つ一つ処理していき、特に急ぎを要する件は仕方がないので途中に割り込ませて処理していく。以前にも紹介したように、森田先生は、気の焦りは仕事を、早く仕上げたい・片付けたいという衝動の気分であって、この衝動がすなわち仕事を早くはかどらせるところの原動力である、と言っておられる。

 我々も昔は、随分長い間、「死を恐れない」という修養に身を浮身をやつしたのであります。その後ようやくにして、その努力の不可能であるという事を知ると同時に、ただひたむきに、生の欲望に対して突進するという事によって、初めて死の恐怖の影が消滅するということを知ったのである。 
 仕事に対する心のあせりも同様で、そのあせりを取ろうとしては、不可能であるが、ただそのあせるがままに、仕事の能率をあげる工夫にのみ熱中しさえすれば、その間おのずから、あせるという不快の気分を、いつの間にか、忘れてしまっているのであります。(白揚社:森田正馬全集 第5巻p.625-626)

 毎日あたふたと自転車操業で進歩がなくて情けないなあ、とは思うが、生の欲望を原動力にして、焦りながらも何とかなっているのだから、まあよしとしよう。

2021年8月26日 (木)

神経質礼賛 1899.楽譜がない曲

 個人的には今回のオリンピックはボイコット。競技のTV中継は見なかった。大国の大統領以上に尊大で傲慢なIOC会長の態度や行動は目に余るものがある。同じ名前の作曲家のイメージを悪くしてしまいそうだ。それでも、J.S.バッハの曲は好きで弾き続けている。

 最近いただいたコメントに、ピアノ発表会に向けてバッハのトッカータBWV914を練習中だとあったのを読んで、はてどんな曲だったかとYouTubeで聴いてみる。玄人好みの曲だけれども、後半によく知っている旋律が出て来てハッとした。

 高校3年生の文化祭で弾いたブランデンブルク協奏曲第3番。3つの楽章からなるが、第2楽章は楽譜らしい楽譜がない。団子のような全音符の和音が2つ並ぶだけだ。その2つの和音の間に通常はチェンバロの即興演奏が行われる。高校の弦楽合奏部ではチェンバロなしでの演奏だったから2つの和音を弾くだけの第2楽章ではつまらない。たまたまFM放送からカセットテープに録音した演奏のチェンバロソロを聴いて、私は本番でそれを無伴奏ヴァイオリンソナタ風にアレンジして弾いてしまった。その旋律がまさにBWV914の中にあったのだと驚くとともに懐かしくも恥かしい思い出が蘇った。小心者で取越苦労ばかりしているくせに本当は負けず嫌い。自分は筋金入りの神経質だと改めて思う。

2021年8月22日 (日)

神経質礼賛 1898.まるちゃんの静岡音頭

 先月から地元の静岡鉄道では、「まるちゃんの静岡音頭」ラッピング電車が走っている。来年の4月まで運行するという。花火大会や夏祭りが中止となる中、法被姿のちびまる子ちゃんたちが描かれていて、ちょっぴり気分を持ち上げてくれる。わさび、黒はんぺん、おでん、しらす、(清水名物)もつカレーなど地元の名産品の名前が入っているのもうれしい。この歌は「ちびまる子ちゃん」の作者・さくらももこさんがふるさとを盛り上げたいということで8年前に作られた。さくらさんの作詞、細野晴臣さん作曲、振付はパパイヤ鈴木さんで、小学校や地域のお祭りに登場した。ところが歌っていた地元出身タレントのピエール瀧氏の麻薬使用が発覚して、2年前に公式使用中止となった。そこで、まる子役の声優のTARAKOさん歌唱のリニューアル版を出したのだが、今度はその編曲者の一人である小山田圭吾氏が過去のいじめ告白で炎上して東京オリンピック開会式担当者を降りた事件が起きて、またもや使用中止となってしまったのである。不運としか言いようがない。

  このまま消えてしまうのはもったいない。さくらももこさんが亡くなって3年になる(1540話)。生まれ故郷の発展の役に立ってほしいという遺志を生かして、例えば地元の小学生さんたちに歌ってもらうバージョンで作り直して復活してほしいと思う。

2021年8月19日 (木)

神経質礼賛 1897.異例の甲子園高校野球

 昨年、新型コロナのために中止になった夏の全国高校野球大会が甲子園球場で行われている、と言いたいが異例の雨続きですでに6日間も順延。このままいくと順調に進んでも決勝は8月29日、さらにずれ込むと31日のプロ野球阪神戦再開と同日になるかもしれない、という話になっている。そうこうしているうちに、選手の新型コロナ陽性が判明して2校が出場辞退に追い込まれる事態が発生した。地区予選を勝ち抜いて甲子園に出場するのは大変なことであり、開会式に出ただけで待たされた挙句に戦わずして出場辞退というのはさぞ無念だろうと思う。これ以上の出場辞退校が出ないで欲しいものだ。私の母校は地区大会無失点の好投手を擁して出場したものの、残念ながら初日の試合で敗退してしまった。甲子園に出場して現地に長く宿泊していると多額の費用がかかり、あまり予算のない公立高校だと厳しいことになる。卒業生からの寄付金が頼りである。いつも出場すると同窓会から寄付金の払込用紙が送られてくる。勝ち進んだ場合に備えて、あらかじめ払込用紙が3枚まとめて送られてくるが、長いこと初戦敗退のため1枚で済んでしまっているのはちょっと寂しい。

 甲子園大会の前のオリンピック期間中、テレビ番組からは一般の番組が消え、ニュースも天気予報も大幅に削減され、NHKも民放も競技関連の番組一色になっていた。オリンピックが終わってみれば懸念された通り、新型コロナの第5波の感染爆発に至り、発症しても自宅療養せざるをえず、医療を受けられないまま死亡するケースが増えつつある。一般の救急医療にも支障をきたしている。何が何でも選挙対策にオリンピックを強行したい自民党の国会議員から感染症対策分科会の尾身会長に6月の段階で「オリンピックに水を差す発言をするな」と圧力をかける電話があったことが今朝の毎日新聞に報じられている。もはや自分の身は自分で守るしかない状況に至ってしまった。危うきには近づかない神経質を発揮していこう。

2021年8月15日 (日)

神経質礼賛 1896.難読苗字「悳」

 患者さんの紹介状をいただくと必ず返書を書く。患者さんの名前は読みが難しくてもカルテの表紙にあるので困らないけれども、その紹介状を書かれた先生のお名前が読めなくて苦労することがある。返書だから読めなくても要は書ければいいのだが、全く知らない漢字だとワープロ入力ができなくて非常に困る。今回は他県から引っ越してきた患者さんで、苗字が「悳」という先生からの紹介状である。さあ、困った。全く見たこともない漢字である。時間がない外来診察中なので、その部分は空欄にしておき、プリントアウトしたものに手書きした。後で事務員さんにネットで調べてもらったら、読みは「トク」なのだそうだ。確かにワープロで、「トク」を変換すると候補のなかから「悳」の字が出て来た。しかし、苗字でトクはちょっと変だ。何か訓読みがあるのかなあ、と考える。そうだ、もしかして、と思い、クリニック名の「いさお」を変換してみると「悳」も候補の中に入っているではないか。こうしてようやく、苗字の読みが「いさお」であることが判明したのだった。

 難読苗字で経験した中では「薬袋」・・・みない(728話)が印象に残っているが、漢字そのものの音読みが全くわからない、というのはそうあることではない。悳という苗字の由来は、大阪府堺市にある浄土真宗・浄福寺の僧侶が明治新姓として作ったもので、仏の教えにより直(なお)き心になる、ということなのだそうだ。それにしても、どうして「いさお」という読みになったのかは判然としない。謎である。

2021年8月12日 (木)

神経質礼賛 1895.四番目の質問

 精神科の診察は主として問診である。時間の限られた外来診察でも最低限必ず尋ねる五つの質問がある。

① 調子(具合)はどうですか
② 眠れていますか?
③ 食欲はいかがですか?
④ 便通はどうですか?
⑤ 困ったこと(心配事)はありますか?
時には重度の難聴の方もおられるので、これを大きくプリントアウトした紙も用意している。さらに人によって、日中どんなふうに過ごしているか、仕事が休みの日は何をしているか、楽しめることはあるか、などの質問も加えていく。ワンパターンだけれども、このように聞いていくことを知ると、患者さんもあらかじめ、言いたいことをどこで言うか準備しやすい。症状の訴えは①か⑤で出てくる。

 この中で④は聞きにくいことだし大したことではないのでは、と思われる向きもあるだろう。精神科でよく使われる抗精神病薬や抗うつ剤の中には便秘をきたすものがあるから必ず尋ねる習慣になっている。また、一般的に高齢になってくると便がスッキリ出ないと悩む人が増えてくる。排便は毎日なくてはいけないというものではなく、2日に1回でも異常というわけではない。忙しくてトイレに行くタイミングを逃すと出にくくなる、ということはある。出ても出なくてもいいから大体同じような時刻にトイレに行ってみることをお勧めしている。それと、食事をしっかり摂ることも大切である。食物繊維の多いものを摂るよう心がけたい。

 神経質な人の場合、不眠だと体に障ると心配して不眠症になるのと同様、排便がうまくいかないことにこだわって下剤を乱用する人がたまにいる。当ブログごく初期の記事に「不問」と暗黙の共感(27話)、と題して、森田先生が下剤をやめさせた例について紹介したことがある。神経症ではないけれども、実際に私が担当している患者さんで、便にこだわり便秘薬を常に多量に飲んでいて、トイレを汚してしまうため、グループホームを追い出されて入院してきた人がいる。便が出たら看護師さんが便の量と性状を確認して記録し、客観的に便秘でなければ便秘薬は飲ませないという対応をした。本人は「便が出ない」と不服だったが、これを続けているうちに、頓服の便秘薬は不要となり、本人からの訴えもなくなり、看護師さんによるチェックもいらなくなった。

 神経質で別の問題が起きる人がいる。緊張すると下痢になるというものである。困ったことに私もその一人であり、人前での発表前に、お腹が急にゴロゴロし始め、「下り超特急」になってしまうのだ。これはどうしようもないので、下痢止めは飲まず何度かトイレに行って、自然に収まるのを待つ。緊張する場面を通り越してしまえば普段の状態に戻る。以前、家康本を書くにあたり、随分いろいろな書を読み漁った。家康も神経質人間でお腹が弱かったようである。本人は寄生虫のサナダムシ(条虫)が原因だとして、自分で調合した薬を飲んでいたけれども、明らかにストレスがかかった時の神経性胃腸炎・機能性の下痢だったと私は考えている。

2021年8月 8日 (日)

神経質礼賛 1894.二重拘束(ダブルバインド)

 かつて精神病の環境因説として、親による二重拘束(ダブルバインド)が論じられたことがあった。二重拘束とは異なる情報を同時に与えて行動の決定を迫るものだ。例えば、子供を叱る時に「あんたなんか出て行きなさい」と言いながら「おまえが出て行ったら私は死んじゃう」という顔をして迫るものである。子供は混乱し困惑する。今ではこの説は言われなくなっている。

 世論調査で一時、国民の過半数が反対していたオリンピックは強行され、今日終わろうとしている。政府にしてみればカネの問題があって中止はできない事情があり、有利な国内開催で多数のメダルが取れてそうなればやってよかったと世論が変わり選挙で有利になる、ということなのだ。しかし、そうこうしているうちに新型コロナ感染者数は過去最高を更新し続けている。発病しても新型コロナ対応病室満床のため入院できず、治療が受けられずに自宅で亡くなっていく人も増えている。「第5波」は東京周辺だけでなく地方にも拡がってきている。私が住んでいる県も今日から月末まで「まん延防止等重点措置」の対象となった。たまには蕎麦屋で「ちょっと一杯」もできなくなる。

 今まで緊急事態宣言を出しては少し感染者数が収まると解除して再拡大を繰り返してきた。GOTOキャンペーンの愚もあった。こういうことを長く続けていると、もう国民も嫌気がさしてきているし、飲食業も補助金ではやっていけないので、規制の効果は出にくくなってしまっている。政府やIOCはオリンピックは感染拡大と無関係、と言い張るが、「オリンピックは安心安全」として無理やり実施していること自体、新型コロナなど大したことはないというサインを送っていることになり、まさに最初に述べた二重拘束なのである。心配性の皆様方は、これに惑わされずに慎重に対策を続けて行かれることと思う。

2021年8月 5日 (木)

神経質礼賛 1893.おじいさん記念日

 ローカル民放局のCMを見ていると、どうもなあ、と思うものがある。中古車販売会社のCM。店主が外で仕事をしていて、通りかかった女性に「ご苦労様」と挨拶されて、「おばあさん、気を付けてね」と返事をする。女性は見た感じ60~70歳位。普通だったら「奥さん」と呼ぶところで失礼な気がする。別バージョンでは、通りがかりの近所の小学生の女の子が「今日は給食のピーマン食べたよ」と言うと「そうか、えらいな」と頭をナデナデするというものもある。これもまずいでしょう。無神経な感じを受ける。

  おじいさん、おばあさんと呼ぶのは何歳位からだろうか。私が子供の頃はサラリーマンの定年は56歳だった。概ね60歳位が境だったろうか。今ではそもそも高齢者の数が増えて、おじいさん、おばあさん、という言葉自体、あまり聞かなくなったような気もする。昔の医療機関では高齢の患者さんを「おじいちゃん」「おばあちゃん」と呼んでいたが、現在はどこでも必ず「○○さん」と名前で呼んでいる。

 昨日、外来初診で来た女性。夫からDVを受けて実家に帰っていたが、精神不安定になっている。本人はなかなか診察室に入ろうとせず、両親に連れられてやっと入るが飛び出そうとする。すると母親が私を指さして「心配ないよ!この人はおじいさんだから大丈夫だよ!」と(!)。私にとっては、初めて「おじいさん」と呼ばれたおじいさん記念日になった。

 森田正馬先生もおじいさんと呼ばれた経験があり、対人恐怖で入院していた中学校教員の患者さんの日記に次のようにコメントしている。

 先日僕が前の廣場で小便してゐたら、だしぬけに、巡査から『オイオイぢいさん。いけないぢゃないか。』と叱られた。矢張り氣持は悪い。熱海へ行くと、其邊の子供等が、おぢいさんと呼ぶ。矢張りおぢいさんよりも、先生といはれた方が氣持がよい。しかし、こんな事を、さほどの問題とせずに、無視してゐるだけの事である。(白揚社:森田正馬全集 第4巻 p.143)

  気が付けば私も今年は森田先生の没年齢。おじいさんデビューである。

2021年8月 2日 (月)

神経質礼賛 1892.ゴキブリ退治の薬剤

 この暑さの中、人間はバテバテ。外出時はマスクもしているからたまったものではない。家に帰ってくるともうヘロヘロである。元気なのは蚊とゴキブリだろう。今年もゴキブリ退治の薬剤、いわゆるベイト剤を買ってきて、古いものと取り換える。以前書いたように(1058話)、毎年異なるメーカーのものを買ってくる。交換したかどうかわかりやすくするためである。メーカーによっては色が黒だったり黄色だったりして、形も丸形、長方形・正方形・三角形が混在するものがある。また、薬剤も多少は違いがあるだろうから同じものを使うよりは耐性の点で少しは変えた方がよいのでは、という計算もある。設置する場所は大体決めてあるはずだが、思わぬところから2年以上前のものが出てくることがある。そうかと思うと、最後に1個余ってしまって、さあどこに置こうか、という場合もある。

 今回購入したのはアース製薬のブラックキャップという黒い丸形のものだ。箱には「その日から効く」「メスの持つ卵に」「抵抗性ゴキブリに」「巣のゴキブリに」などといかにも効きそうな絵が描いてある。12個入りで6個がくっ付いていて、パチンパチンと割って使うようになっている。他メーカーのものもやはり繋がっているのを折って1個ずつはずすようになっている。今回のを1個ずつはずすと、バリの部分が尖って割れてしまったりする。これは神経質の目から見ると下手をすると手を切ったりする恐れがあって心配である。安全性を考えて、もっときれいに割れやすくするか、最初から切り離されているようなものにできないだろうかと思う。

2021年8月 1日 (日)

神経質礼賛 1891.蕎麦屋で

 毎週、勤務先の感染症対策委員会から生活上の注意事項や入院患者さんの面会・外出可否の規定が院内メールで送られてくる。新型コロナの感染状況により、住所地により面会・外出できるかどうかが細かく決められていて、これは激しく変化するから入院患者さんの御家族にも御不便をかけている。神経質過ぎると思われるかもしれないが、クラスター発生防止のためにはやむを得ない。職員も感染が流行している地域への行き来は禁止されているから、私も長いこと県外へは一歩も出ていない。会食は同居家族とだけに限られている。ここ1年、外食することがあるのは徒歩5分で行ける蕎麦屋だけだ。

 江戸時代創業の名店ながら、昨今の情勢により店内の客は少なくなっている。電話注文しておいたテークアウトの蕎麦を持ち帰る人も見かける。仕事を終えて6時過ぎに入ったが、土曜日の夕刻だというのにテーブルを一つずつ空けて座ってもまだ席がある。店の外の新しい看板にあった「そばと肴盛り」セットを注文する。午後4時からの限定でかなりお得である。ワンプレートの肴盛りにメインの天ぷらと蕎麦、それに飲み物1本付けて税込み2100円。絶対にこれである。天ぷらは桜エビのかき揚げが美味しいのでそれを選択する。この暑さだから仕事帰りのビールは最高にうまい。一足先に店に来ていた妻はもとよりセットメニューは頼まない人で、気に入った一品を順次注文していく。アスパラの天ぷらに冷酒、焼鳥、最後にそばを注文する。この店はいつもクラシック音楽が流れていてとても居心地が良い。食べ終わってお勘定を済ませると、店主が挨拶に出てくる。いろいろ工夫をしているけれども、やはり客が減って経営が大変な様子だ。街中では居酒屋だけでなく食事処も閉店してしまったところが少なくない。よい店は何とか続いて欲しいものだ。

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