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2021年9月16日 (木)

神経質礼賛 1906.ビクビク・オドオド・ハラハラ

 森田療法では「ビクビクハラハラのままで行動していこう」というように指導する。神経質人間は「自分は気が小さくていけない、もっと大胆になりたい」と願うけれども、その必要はないし、ビクビクハラハラするのは逆に長所でもあるのだ。ワーストケースを考えた上で、そうならないように注意を払いながら行動すれば、よりよく、より安全に生きていくことができる。そして、行動してしまえば、気分は問題ではない、というのが森田療法の考え方である。ただし、考えるだけで実際に行動しないと、石橋を叩くだけで渡らない、になってしまうから気を付けたい。

 ビクビクとハラハラ、似ているようだけれども違いがある。ビクビクは、これか起こることへの不安や恐怖の様をあらわす。ハラハラは、成り行きを危ぶんで気をもむことを言う。ビクビクと似たものにオドオドがある。恐れたり自信がなかったりして落ち着かないのが態度に出ることを言う。例えば、叱られないかとビクビクする。叱られてオドオドする、といった具合だ。

 当ブログで森田正馬全集から引用させていただいた部分は一つのファイルにまとめてあるが、その中では「ビクビク」が出てくるのは1回、「オドオド」は2回、「ハラハラ」は7回でハラハラが圧倒的に多い。森田先生のように神経質の達人になってくると、ビクビクやオドオドは少なく、ハラハラ気がもめながら、どんどん充実した仕事をしていくようになるのだろう。森田先生は神経質を礼賛しながらも、次のようにクギを差しておられる。

 しかし我も我もと、あまり自慢されても困る。神経質の事は、雑誌や私の著書でも、その素質を礼賛してあるが、九州大学の下田教授も、根岸病院の高良博士も、神経質の肩をもって礼賛してくれる。神経質はこのように立派でも、自慢してはかえって間違いの元になる。赤面恐怖も、も少しオドオドして、気を小さくしてもらわなければ、あまり大胆にやられても困ります。(白揚社:森田正馬全集 第5巻 p.220)

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コメント

 私の前回のコメントは「自慢」になってしまったでしょうか。言いたい事を伝えるのは難しいです。

夏子 様

 全く御心配には及びません。そのように気配りされるところが神経質の美点でもあります。

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