神経質礼賛 1940.新型コロナ2年
新型コロナ騒動が始まって丸2年が過ぎた。当初は「対岸の火事」位にしか考えていない人たちも多かったが、万事悲観的に考えやすい私は終息まで2~3年はかかるだろうと踏んでいた。どうやらその見通しをさらに超えそうな情勢である。今年1月の第3波、5月の第4波、10月の第5波は収まったものの感染力の強いオミクロン株が出現し、諸外国のようにワクチン接種が行き渡ったにもかかわらず新規感染者を出す状況が始まりつつある。この年末年始、2年間帰省を我慢していた人々が移動して新幹線には混雑が戻り、街中は買い物客で賑わっている。喜ばしい反面、年明けの1月後半から受験シーズンの2月・3月あたりの感染再拡大が心配される。勤務先の病院でもそれを警戒している。1月には職員の3回目のワクチン接種を行う予定になっている。とにかくできることをやっていくしかない。「境遇に柔順なれ」である。
コロナ対応生活を続けていると、人間関係が希薄になりがちである。また、気分も滅入りやすい。準ひきこもりと言ってもよい状態である。現代ではSNSやメールといった通信手段にすっかり慣れてしまっているけれども、たまには時間をかけて手紙を書いて旧交を温めるのもよいだろう。また、音楽・美術・文学などの楽しみを見つけるのも心の平安を得る上で大切なことだと思う。コロナとの神経戦に負けないようにしよう。
本年も当ブログをお読みいただきありがとうございます。17年目に突入します。これだけ続いているのも動きにくいが一旦動き出したら止まらない神経質のなせる業だと思っています。これからもよろしくお願いします。
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