神経質礼賛 1994.ついにコロナ発生
全国的に新型コロナ感染者数は減少している。しかし、勤務先では、ついに感染者発生である。日常的に感染防御態勢を敷き、入院患者さんも職員も今まで3回のワクチン接種を行い今月末には4回目の接種予定という矢先の出来事である。この事実は病院のホームぺージに公開されている。一昨日、休み明けに出勤すると、自室ドアに張り紙と検査キットがぶら下がっていた。無症状ながら、入院患者さん1名と病棟の看護職員3名の新型コロナ感染が判明したため、自分で検査するように、とのことだった。検査して陰性だったので証拠として日付入りの腕時計と検査キットを並べてスマホで写真を撮っておく。外来業務は継続して行うが、感染経路がハッキリしないため、発生した病棟では入院の受け入れ停止、退院予定だった患者さんもしばらく足止めである。感染した職員が出勤停止のため看護職員の勤務体制にも大きな影響を受けている。
屋外でのマスク着用が緩和され、外国人観光客の入国制限が緩和となった。すでに新幹線には大型キャリーバッグを携えた旅行客が増え始めている。GOTOキャンペーンをしつこく焼き直した「県民割」も始まった。今までずっと飲食や旅行を我慢していたのだから、そんなバラマキをやらなくても安全になれば誰もが飲食・旅行を再開するようになるはずである。サッカーJリーグでは声出し観戦も始まっている。種々の緩和が広がっていくのは喜ばしいことではあるが、手放しで喜んではいられない。また強力な変異株が流行しないとも限らない。これからの状況を慎重に見ていく必要がありそうだ。注意は怠らず、自分の身を守っていこう。
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