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2022年6月 9日 (木)

神経質礼賛 1993.FAE(Frei aber einsam)ソナタ

 ショパンコンクールで2位となり注目を浴びているピアニストの反田恭平さんがFMのトーク番組に出ていて、盟友の若手ヴァイオリニストと対談し、「じゃあFAEを弾こう」と言って二人で演奏を始めた。はて、FAEって何だろう、誰の作曲だろうか、と首をひねる。流れてきた曲・FAEソナタ第三楽章スケルツォはどこかで聞いたことのある旋律だった。この曲は第一楽章がディートリヒ作曲、第二楽章と第四楽章がシューマン作曲、第三楽章スケルツォがブラームス作曲という変わり種。仲の良い3人の合作で、共通の友人である名ヴァイオリニストのヨアヒムに献呈された。FAE(自由だが孤独に)とはヨアヒムのモットーであり、F(ファ)-A(ラ)-E(ミ)の音型を曲に練り込んである。

 ハ短調で「運命」を思わせるタ・タ・タ・ターのリズムに乗って緊迫した旋律が流れ、印象的な曲だ。これはぜひとも弾きたい。早速、ネットのペトルッチ楽譜図書館からヴァイオリン譜とピアノ譜を入手。ヴァイオリン譜を試しに弾いてみてから、ピアノ譜のパソコン入力を始める。いつもながら気の遠くなる面倒な作業だが、伴奏音源が欲しい一心で入力していくと、ついもう少し・もう少しと欲にかられて仕事が進んで行くのである。これでレパートリーがまた一曲増えた。

 FAE(自由だが孤独に)は対人恐怖の神経質のモットー(?)でもある。私も人から強制されるのは嫌いであり、人を束縛するのも嫌いである。ちなみに作曲者ブラームスのモットーはFAF((Frei aber froh 自由だが楽しく)だったそうで、交響曲の中でF-A-F(実際にはファ・ラ♭・ファ)の音型を使っているという。神経質は硬すぎるところがあるので、意識して少しユルく楽しくした方がいいかもしれない。

 

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