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2022年9月 1日 (木)

神経質礼賛 2021.春菊

 朝、出勤すると、電子カルテの報告事項に目を通してから病棟の様子を見に行く。担当の患者さんたちの朝食の食べ具合を確認する。嚥下状態を見る目的もある。いつも野菜を残す人が結構いる。特に残す率の高いのはミキサー食では青汁状態の深緑色のものである。御飯・味噌汁・他のおかずは全部食べてあって、それだけ全く手を付けていないので「野菜もどうですか?」と声を掛けると「食べられないよ」という答えが返ってくる。メニューを見ると「春菊のおろし醤油サラダ」とある。

 私も子供の頃、春菊は苦手だった。ほろ苦く青臭いのが嫌だった。我が家では残すという選択肢はありえなかったから、まず、それを「やっつけ食い」してから、安心して他の物を食べ始める、という具合だった。ピーマンは平気だったけれども、セロリーとフキもちょっと苦手だったなあ、と思い出す。人によって、好きな物から順に食べる人と、嫌いな物をやつけてから好きな物は最後に食べるという人がいる。神経質人間は後者の方が多いような気がする。今では春菊は苦手ではなく、たまに食べるすき焼きの時に春菊がないと物足りなく感じるのだから勝手なものである。もっとも、野菜も品種改良が進み、昔のような苦みやえぐみがあって青臭い香りのものが減っている。例えばトマトはいまどき青臭い物はなく、果物のように甘みのある物が多くなっている。

 春菊は栄養豊富で「食べる風邪薬」と呼ばれるくらいビタミンを豊富に含んでいる。スーパーで買えば結構値段が張る。患者さんの健康ばかりでなく食品ロスの点からみても手を付けずに廃棄されてしまうのは実にもったいない。苦手な人でも知らずに食べてしまうような調理上の工夫も必要ではないかと思う。

 

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