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2022年8月 4日 (木)

神経質礼賛 2012.超熱帯夜

 このところ厳しい暑さが続いている。日中の暑さは仕方がないとしても、夜中や明け方になっても全く気温が下がってこないのはキツイ。朝5時に窓を開けても涼しい風は入らず、外はムッとした状態。窓を開けっぱなしにしても室温は30度以下にならない。天気予報の最低気温は28度となっているけれども、街中はアスファルトやコンクリートの蓄熱やエアコンからの排熱のため実際の最低気温は30度を超えているものと思われる。

 今まで、最高気温35度以上を猛暑日、最低気温25度以上を熱帯夜と呼んできたが、温暖化がさらに進行して、それ以上の呼名も必要なのではないか、と思っていた。このほど日本気象協会が独自に最高気温40度以上を酷暑日、最低気温30度以上を超熱帯夜と呼ぶことにした、というニュースが入ってきた。気象庁が定義した正式の呼称ではないが、昨今の情勢を考えるとすぐに浸透していきそうである。

 かつて327話「熱中症が増えたワケ」で暑さへの適応力の低下がその一因ではないかと書いた。しかし、それから15年が経過し、地球温暖化の急速な進行により、暑さ自体が過酷になってきているのだ。無理にガマンしていたら、熱中症で倒れてしまう。「洞山禅師は寒い時は寒になりきり、暑い時は熱になりきれと教えた。つまり、事実そのままよりほかに、しかたがない」(白揚社:森田正馬全集 第5巻 p.325)ではあるけれども、創意工夫は必要である。効率的にエアコンや扇風機を使い、暑さ対策グッズを利用し、水分やミネラル分を補充して熱中症対策をしていくとしよう。

 

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