神経質礼賛 2018.1年半ぶりのオンライン飲み会
1年半前にオンライン飲み会(1833話)を企画してくれたMさん(富士市で内科開業)からまた連絡があり、昨夜2回目のオンライン飲み会となった。メンバーは前回と同じ、一度大学を卒業してから医大に再入学した同期生4人だ。ベトナム出身で苦学して今はリハビリ病院の院長をしているGさんにも声をかけてもらったが、あいにくクラスター発生の処理に追われていて参加できないとのことだった。前回、コロナが収まったら集まって飲もう、と言って終わったのが、結局またオンラインなのは残念だけれども、みな元気そうだった。発熱外来などでますます仕事は多忙になっている。最年長で浜松の内科系病院の院長をしている映画を趣味とするYさんは元々寡黙である。私は、浜松で内科開業をしているNさんから「おでこが光っているねえ」と言われてしまった。その通り、画面に映っている自分の顔を見ると額が後退してきたなあと痛感する。医大生時代すでに額が後退して教授並に貫録のあったYさん・Nさんに近づきつつある。話題はいつまで働くか、という話で盛り上がる。Nさんは80歳を過ぎても死ぬまで働くと意気軒高である。そして空いた時間に奥さんとドライブを楽しむという。無借金経営が自慢だ。Mさんは「開業した時と家を建てた時の借金があるからなあ。それを返し切らないと」と言う。二人とも、一番の気がかりは後継者である。その点では、勤務医のYさんと私は気楽である。Yさんのお子さんは文学系の仕事を目指しているというし、私の子供たちは企業で働き昨年結婚している。後は自分の終活を考えればいい。今の病院との契約期間が切れたら、パート勤務で年金生活の予定だと話す。
Zoomでのオンライン会議は無料での利用時間は40分までとなっている。前回は時間が過ぎても切られることはなく、2時間続けられたけれども、今回は残り時間が少なくなってくると画面にタイマーが表示され、40分で切断された。その都度Mさんが開きなおしてくれて合計2時間続けることができた。次こそリアル飲み会にしたいものだ。
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