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2022年8月28日 (日)

神経質礼賛 2020.お絵描きボード

 精神科の診察では患者さんとの会話が大きなウエイトを占めている。ところが難聴の方だと、それが困難な場合がある。そこで、外来ではプリンターで大きく印字した「眠りはどうですか?」「食欲はありますか?」「困ることはありますか?」などの紙を用意していて、それを見せて会話の補助にしている。高齢者の長谷川式認知症スケールを行う際にも、耳が遠く、目も見えにくい方が多いので、テストに影響のない程度に質問の一部を大きく印字したものを見てもらっている。

 聾唖に加えて視覚障害もある入院患者さんの担当になった。大きな文字は何とか見えるようなので、看護師さんたちはホワイトボードに字を書いて見せたり大きなジェスチャーで示したりして、本人からは指文字の返事をもらってコミュニケーションを取っている。何か良いツールはないだろうかと考える。幼児の学習雑誌の付録によくある、磁石式のお絵描きボードがいいのではないか。磁石の入ったペンでなぞるとボード内部の鉄粉が集まって字や絵を描くことができ、消すときはレバーをスライドさせて全面クリアーできるものだ。水性ペンのインクで手や衣類を汚す心配もない。ネットで調べると、100円ショップでも置いている所がいくつかあるとのこと。街中のダイソーで探したがあいにくなかった。とりあえず、30cm×20㎝のミニホワイトボードと水性ペンを買った。その患者さんだけでなく、外来でも活躍の場面があるだろう。引き続き、磁石式のお絵描きボードも探してみようと思う。とにかく創意工夫である。

 

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