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2022年10月 2日 (日)

神経質礼賛 2032.光回線への切替

 かれこれ15年ほど家のインターネットは月額税込で2800円ほどの安上がりなADSLを利用してきた。電話局からの距離が離れていて高周波が減弱するため通信速度は実測値で3Mbps程度といったところだった。今まで光回線への切替を勧めるキャンペーンのセールスが何度もあったけれども、特に不自由しているわけではないので断ってきた。しかし、今年に入って、県内の一部地域ではADSLの利用が終了となってきて、このままではまずい、という状況になってしまった。そのタイミングでセールスが来たので一番安上がりな30Mプランで即決である。

 回線業者と新しいプロバイダへの支払いはカード払いにする手続きをネットから行う。10日ほどして工事日の確認の電話が入る。予定日は1か月近く先だった。台風シーズンなので気になる。工事日当日は台風襲来の直前。雨が降ったりやんだりで風は少し強かったが、作業員2人がクレーン付きの車で来て、作業時間は実質40分ほどで済んだ。この日からネットは光回線になり、実測で24Mbps程度にアップした。しかし、従来のADSLのプロバイダを止めてしまうわけにはいかない。というのも、このブログが利用しているココログは従来のプロバイダのサービスだから解約するわけにはいかないのである。連絡して一番安いADSL1.5Mというプランに変更してもらい、形だけ会員を維持する。今まで使っていたADSLモデムはレンタルなので返さなければならない。最初に送られてきた時の箱は神経質らしく保管してあったので、スムーズに梱包することができた。それを宅急便の営業所に持ち込む。「手書きの伝票にしますか?それとも入力しますか?入力の方が少し安いですよ」と言われて、タッチパネル入力でやってみることにした。慣れていないので結構時間がかかった。宅急便もいずれは手書き伝票がなくなっていくのだろうか。まだやることはある。今週に電話機の回線も光に切替るため、その日に自分でコネクターの差し替えをしなくてはならない。長年利用してきた電電公社→NTTともお別れだ。一通り終わって問題がないことを確認したら、3か月間無料の設定サポートを利用しているので、忘れないうちに解約する必要がある。0120の電話でコールセンターに連絡するのだが、これも手間と時間がかかりそうだ。面倒だけれども一つ一つ片づけていくしかない。

 今回のことでアカウントとパスワードがまたまた増えた。さらに高齢になったらいずれ管理しきれなくなる心配がある。デジタル社会は本当に便利なのだろうか。逆のような気がしてならない。ともあれ、どんどんデジタル化・見えない化・流動化が進んでいく中を生き抜いていくしかないのである。

 

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