神経質礼賛 2046.ゾーニング
一昨日の朝、いつも通り7時過ぎに出勤すると、すでに院長先生は出勤しておられた。前日に病棟でコロナが発生したのだと聞く。すでに勤務先のホームページには公開されていた。外来診療は継続するものの当分は新規入院の受け入れはストップである。その夜の救急当番も他の病院に依頼したという。これまでも散発的に患者さんの陽性者が出たとか、職員が家族から感染して休むといった事例はあったが、今回はそれよりやや多い。コロナ発生病棟はゾーニングと言って、レッド、イエロー、グリーンの3つのゾーンに区分けし、床には色のついたビニールテープで境界が示されている。陽性者のいるレッドソーンに入る時にはイエローゾーンで防護服を着て、出る時には気を付けて脱ぐ必要がある。スタッフの労力が増えてなかなか大変である。その病棟に出入りした職員は全員検査するということで、私も抗原検査を受けて陰性であることを確認した。
すでに感染第8波に入っていると言われており、全国的にまた感染者数が増加している。経済を回すため、行動制限は原則行わないらしいけれども、各自が自発的に感染防止対策をしていく必要がある。街を歩いていると、マスクを外している人が目につく。油断は禁物、まだまだ辛抱である。従来通り普通の生活ができるようになる日を楽しみに待とう。
« 神経質礼賛 2045.神経質とADHD | トップページ | 神経質礼賛 2047.突破口 »
コメント