神経質礼賛 2049.モンブランこっこ
仕事帰り、電車に乗る前に時間があると掛川駅の「これっしか処」という売店やキオスクを覗いていく。いつも同じように見えるキオスクも入口近くの商品は時々変えている。現在は秋限定の「こっこ」が並んでいる。「こっこ」とは蒸ケーキにミルククリームが入った菓子であり、抹茶・春のいちご・夏のチョコバナナ味バージョンもある。浜松のうなぎパイには遠く及ばないけれど、TVのCMも流れていてそこそこメジャーな存在になっていて、現在では静岡土産の定番菓子なのではないだろうか。こっこの黄色い袋を持って新幹線に乗る人を見かける。土産菓子の大事なところは日持ちがすること、手軽に食べられること、あまり高価ではなく1個百円程度であることだろう。お土産として職場に10個とか20個とか配るのにはその位がちょうどいいのだ。過不足なく概ね人数に見合った個数になるよう、神経を使うものである。今回は通常の「こっこ」と、新たにお目見えしたほうじ茶こっこ・モンブランこっこがセット販売されている。静岡駅ではセット物しか売られていないが、掛川駅ではモンブランこっこ単独の2個入も置かれている。これはぜひ買ってみよう。
パッケージには「マロンでびっくりトレビアーン」と書かれ、お馴染みのキャラクターひよこのこっこちゃんがベレー帽を被っている。パリジェンヌの絵描きさんになってしまったようである。見ているだけで楽しくなる。家に帰り、開けて食べてみる。外側の生地の部分も薄い栗味になっていて、内側はマロンクリームだ。素朴な感じである。商品開発をした人に拍手を送ろう。
« 神経質礼賛 2048.いい夫婦の日 | トップページ | 神経質礼賛 2050.「あるがまま」あるある »
コメント