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2023年2月23日 (木)

神経質礼賛 2079.お兄ちゃんだから・お姉ちゃんだから

 前話で「お姉ちゃんだから我慢しなさい」というありがちな親の言葉が出た。私も「お兄ちゃんだから我慢しなさい」を言われたものだ。弟がよく私の物を勝手に持ち出して使う。それに怒って取り返すと弟が泣き出し、親からいつもの言葉を浴びせられるというお決まりのパターンだった。

 最初の子供は親も慣れていないから、子育てはおっかなびっくりである。どうしても過保護になったり過干渉になったりしやすい。また、過度に期待してしまったりする。その点、弟や妹の立場だとのびのびと育ちやすい。漫画「ちびまる子ちゃん」はその典型であろう。主人公で小学3年生のももこ(通称まる子)は良く言えば天真爛漫で素直な女の子。悪く言えばちゃらんぽらんでずる賢い面もみられる。その姉で小学6年生のさきこは真面目なしっかり者で我慢強い。両親・祖父母とも「お姉ちゃん」と呼び、名前で呼ばれることはない。妹思いでよく面倒をみているが、同じ部屋で暮らすまる子に引っ掻き回されてついに大爆発する場面も時々ある。弟や妹を持つ読者はこの「お姉ちゃん」に共感するのではないだろうか。

 「お兄ちゃんだから」「お姉ちゃんだから」と親が言いたくなるのも無理はないが、それこそなるべく我慢して欲しい言葉である。役割の強要はまだ小さい子供には厳しすぎる場合があるだろう。言いたいことも言えなくなる。それに、お兄ちゃん、お姉ちゃんでなく、名前で呼んであげた方がよいと思う。

 

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コメント

四分休符先生

 先生は長子でしたか。さぞやしっかり者と思われます。責任感が強くて。

 私には勝手な持論がありまして。長子論です。我が親は隔てなく我々二人姉妹を育てたと言いますが、どーも二番目の私はテキトーだったらしく、結構お調子者で逃げ足速いですね。その点姉は真面目一方。

 ですが、それが神経症に関係するか、と言えばどうも関係ないように思えます。姉は基本的に性格は変わりませんでしたが、私はテキトーな性格から神経症へ変化し、多分子供時代とは変わったように思います。根の所はきっとお調子者なのだとおもいますけれども。
 長子の家人をみると姉の姿と重なります。真面目。私がふざけるともなくふざけると眉をひそめます。そんなお堅い事を、と私は思うのですが。なんと申しましょうか...
 
 

yukimiya 様

 コメントいただきありがとうございます。

 森田正馬先生は神経質は環境因よりも持って生まれた遺伝的な素因を重視しておられました。しかしながら、環境因も無視できない面があり、「お兄ちゃんだから、お姉ちゃんだから、がまんしなさい」で育てられると、引っ込み思案になりやすく、どちらかと言えば神経質になりやすいのではないかと考えています。

四分休符先生

 有り難うございます。

 そうですか、長子は神経質になり易い...

 が、我が家の場合に限って言えば、父親の海軍式およびその短気な性格が我々に及ぼした影響は大きかった思います。私は神経症に、姉は新宗教に。姉は病症の床で言ったものです、「犠牲も大きかったけれど、父の存在は大きかった」と。もう一つ言える事は母が神経症に近い神経質だった事です。現在93歳になる母ですが、やはり病的神経質をずーっと抱えて、自覚は無い。ちなみに母は病気がちな幼少期に甘く育てられた三女です。現在は比類の無い健康体!

 神経症にも宗教に入れ込む事もない家人の崩壊してしまった家族。崩壊はしてしまったけれど、少なくとも問題なく子は育っている。家人と前妻の子育ての在りようを私はまぶしくみています。

 とことん素直でないですね、先生、申し訳ありません。

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