神経質礼賛 2075.コロナ関連恐怖
昨日は朝からちょっと落ち着かなかった。一昨日、職員のコロナ陽性が判明して一緒に仕事をしていた10名ほどがPCR検査を受けた。私もその一人だった。陽性になったのがケースワーカーさんだったから多職種が関連している。心配性ゆえ、陽性だったとしたら1週間あまり休むことになるからどういうことになるかとつい考えてしまう。外来患者さんの代診は出勤している先生にお願いすることになるが、家族面談の予定が詰まっているのはまた日を改めるしかない。2日休んだだけで書かなくてはならない書類が溜まってしまうので、考えただけで恐ろしい。また、家での生活も気になる。病気そのものよりそれ以外のことが心配になる。いわばコロナ関連恐怖である。結果は病院にFAXで送られてきて、当直者から電話連絡が入る。陰性と聞いてほっとする。今までこれを何度繰り返しただろうか。
その結果を聞いてから出かける。例年2月の第1週か第2週の土曜日午後に県の精神保健指定医会議というものがあって、長年出席している。昨年だけはリモート開催だったが今年はまた従来通りの会議に戻った。祝日ということもあってか参加者は例年より少なかった。今回は精神保健福祉法改正、家族を含めた患者さんの支援についての話だった。
夕日と西風を背に浴びながら駅の方へ歩いていく。そろそろスギ花粉が飛び始める頃である。コロナ対策のマスク常用は花粉からの防御に役立っている。地下に降り、駅前のデパートに入るとバレンタインデーのチョコレートを買い求める人々で賑わっている。エレベータで8階に上がり、特設会場でロイズの生チョコを買う。ささやかな自分へのプレゼントである。
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