神経質礼賛 2074.餃子日本一
一昨日のニュースで、2022年の家計調査による餃子購入額日本一の発表があった。一位は宮崎市、二位は宇都宮市、三位は浜松市だった。県内ニュースでは浜松の街角で「優勝」できなかったことを知った人々のガッカリぶりが紹介されていた。浜松市民の餃子愛はなかなかのものだ。かつては浜松市と宇都宮市が一位を競っていてお互いライバル意識が強かった。ところが2021年に宮崎市が初の一位となり、ここ2年続けて日本一ということだ。
私が浜松に住んでいた頃、餃子を注文すると茹でたモヤシが付いてきたものだ。もっともモヤシが添えられることは絶対条件ではない。浜松餃子の定義は「浜松で作られた餃子であり、製造者が3年以上在住していること」(浜松餃子学会)なのだそうだ。浜松餃子の特徴としては皮が薄めでキャベツ、ニラ、玉ねぎを多く使うが肉も比較的多い。戦後、フライパンで焼いていたことから、円形に花びらのように並べて焼く店が少なくない。宇都宮には行ったことがないが、私が住んでいる街に宇都宮出身の主人がやっている中華料理屋があった。家族で月に1回位食べに行っていたが今は閉店してしまって、別の場所で宇都宮餃子の専門店を経営しているという。この店の餃子の皮は厚めでもっちりした食感だった。宇都宮餃子のもう一つの特徴はキャベツ・白菜といった野菜が多いことらしい。宮崎餃子は全く食べたことがない。宮崎餃子には特に決まりはなく、ラードでカリッと焼く店が多いとも言われている。
餃子は肉・野菜がバランスよく摂れる健康食である。それに、ニンニクやショウガが入っているので元気の源になる。どこが日本一でもいい。おいしく食べて元気をもらいたいものだ。
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