神経質礼賛 2109.相続税の申告
母親の銀行預金・ゆうちょ通常貯金の相続手続き・生命保険の死亡保険金受取・生協脱退による出資金返還などが完了した。それらを合わせても、基礎控除額の半分にも満たないので、全く相続税の対象外であり、税務署への申告は不要である。相続税の申告期限は10か月以内。父が亡くなった時も、基礎控除範囲だったため申告しないでいたら「お尋ね書」が送られてきて私が書いて郵送した記憶がある。財務省のホームページに「相続税の申告要否の簡易判定シート」というものがあって、これに入力していくと、最終的に「相続税の申告要否検討表」という3枚の書類がプリントアウトできた。忘れていて税務署からのお尋ねが来て慌てるのも困るので、これを持って税務署に行くことにした。今日は自分自身の市立病院受診日だったので、それを済ませてからすぐ隣の税務署へ寄ってみる。確定申告の時と異なり、来署者は誰もいない。窓口の人もこんなものを提出する人はいないためか戸惑っている。とりあえず受け取ってもらった。
出かけた足で、そこから遠くない茶町へ向かう。例年、新茶を送り、家で使うお茶もまとめ買いをする時期だ。以前はこの町を歩いていると新茶のいい香りや、ほうじ茶を作っている香ばしい匂いが漂っていたものだが、近頃はお茶の消費が低迷しているためか、お茶屋さんも減ってしまっているような印象がある。今年はクラス会で久しぶりに会ったお茶屋のK君の店で買うことにした。K君は農学部大学院博士課程で学んだ後、地元に戻ってお茶屋を継ぎ、奥さんと二人三脚で仕事をしながら、地元の短大で講師をし、お茶文化を広げる活動をし、今も次々と研究論文を書いている。こういう人と話をしていると、とても触発される。
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