神経質礼賛 2103.ぴーなっつ最中
先日、千葉県に住んでいる弟が来た時に、ぴーなっつ最中をお土産にもらった。千葉県の名産品と言えばやはり落花生。以前はよく新物の殻付き落花生をもらっていた。C国産とは比べ物にならない香ばしさで味も良かった。しかし、歳とともに歯が弱ってきてナッツ類は敬遠するようになってしまった。食べきれなくて余ってしまうのでストップしてもらっていた。今回はなごみの米屋という製菓会社のぴーなっつ最中・ぴーなっつ饅頭・ぴーなっつパイのセットを持ってきてくれた。千葉の銘菓は思い浮かばないけれども、これは銘菓と呼ぶにふさわしいと思った。外箱は落花生型である。どれも落花生の殻を模した形の皮の中に甘煮したピーナッツ入りの餡子が入っている。個包装の袋には最中は赤色・饅頭とパイは黒色でキャラクター「ぴーちゃん」の顔と手足が描かれていてかわいらしい。
もう販売されて20年以上経つそうで、結婚式の引き物に使われるという。ピーナッツだから子供に多く恵まれるという縁起もあろう。もちろん、味もなかなか良い。普通の最中だと、口の周りに皮のかけらがくっつきがちだが、この最中の形状はとても食べやすい。1個あたりのカロリーもあまり高くないから体重を気にする人にもいいだろう。開発に至るまでには相当の紆余曲折とそれを乗り越える工夫があっただろうと想像する。
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