神経質礼賛 2131.出版前夜
いよいよ『しなやかに生きる ソフト森田療法』の出版が間近に迫ってきた。白揚社の編集部の担当者さんとのメールやり取りが増えている。来週初めには自宅に本が送られてくる手筈になっている。そして、昨日は担当者さんから「白揚社のホームページに紹介ページを載せました」と連絡が入った。さっそく見てみる。白揚社のホームページのトップページに他の新刊書と並んで「近刊」として表紙写真が載っている。それをクリックすると内容紹介のページに移る。「今日から役立つ」という過分なキャッチコピーまで入っている。小心者の神経質で自己アピールが弱い私だから、その位は許されるかな、とも思う。
本が自宅に届くと忙しくなる。12年前に『神経質礼賛』出版時のドタバタは698話に書いた通りである。出版狂騒曲第3楽章の始まりだ。『ソフト森田療法』は前回よりもだいぶページ数が少なく、ソフトカバーにしたので、部屋を占拠される度合いは少ないだろう。それでも妻からの「口撃」は不可避である。仙厓さんの「気に入らぬ 風もあらふに 柳かな」で通すしかない。今回は厚さが2cmを切りそうだから、180円のスマートレターで送れそうだ。お世話になった方々、森田療法関連の組織にすぐに送れるように今日から準備して行くとしよう。
« 神経質礼賛 2130.水やり当番 | トップページ | 神経質礼賛 2132.折戸なす »
ご著書を読ませていただきました。いつもブログも読ませていただいております。
ありがとうございました。
私も、神経質です。両親からは、取り扱い注意みたいに育てられてきました。
よく、周りの人からは、「変わってるね」と言われます。
しかし、そんな私でも、主人と結婚をして2人の子どもにめぐまれました。
人様の言葉尻や返信を気にしたり、細かい人間です。
人の中で、生きることは、楽しいことや心を満たしてくれることもありますが、
時として、傷つくこと、引っかかることも少なくはありませんね。
さらさらとそのときその時を生きていくしかないですね。
長生き時代、自分がもうこの世で、役に立てない、家族や周りの人に迷惑をかけると悩むときは、安楽死を選べる社会になってほしいものです。
まずは、ご出版をしてくださったお礼まで。
ありがとうございました。
メアドも控えさせていただきました。一方的な、投稿をお許しください。
投稿: c.m | 2023年8月20日 (日) 08時26分
c.m 様
コメントいただきありがとうございます。
「取扱注意」、そうかもしれませんね。でも、神経質は
周囲の人々の思惑を気にしますので、なんだかんだ言っ
ても、結果的には常識的な行動を取っているものです。
神経質な性格に悩んだりしても、そのおかげでうまくいっ
ている面も多々あります。c.m様もいつか「神経質で良
かった」と思えるようになられるかと思います。
投稿: 四分休符 | 2023年8月20日 (日) 12時32分