神経質礼賛 2150.AIオペレータによる受付
おかげ様で『ソフト森田療法』はボチボチ売れているようで、今月上旬には補充のため1箱(40冊)を送ってほしいと白揚社から連絡があったので、自宅から歩いて5分位のところにあるヤマト運輸の営業所に抱えて持って行った。中旬にはまた2箱送ってほしいと連絡があった。1箱9kgあるから、さすがに2箱歩いて持って行くのは厳しい。そこで、集配してもらおうと、伝票に書かれているヤマト運輸のフリーダイヤルに電話してみると、AIオペレータの自動音声による対応だったのでちょっと驚いた。AIからの質問に答えていくと、その日のうちに集荷に来てもらえることになった。下旬にももう一度2箱送ってほしいと連絡があり、仕事から帰ってすぐに前回と同様に電話で申し込んだが、今度は「本日の集荷は終了しています」と言われてしまい、「いつご希望ですか?」と問われる。さあ、何と答えたらいいのか。翌日が秋分の日の祝日、さらに次の日が日曜日であるから、一体、最短でいつから集荷可能なのかわからない。そこでモタモタしていたら、人間のオペレータに代わってくれたのでホッとする。一番早くていつですか、と聞いて、翌日の午前中の集荷とわかり申し込む。祝日だけれども朝9時前に取りに来てくれた。AIはだんだん対応を覚えていくだろうから、うまくいかなくてもいいから、とりあえず聞いてみるべきだったなあ、と思う。
テレビのニュースでもAIによる自動音声が登場している。これから急速にいろいろな分野でAIが使われていくことになるだろう。医師の仕事も将来は厚労省認定のAIによる自動診断・自動治療に置き換わっていくかも知れない。
« 神経質礼賛 2149.アガサ・クリスティーの謎解きゲーム | トップページ | 神経質礼賛 2151.人間失格の原体験 »
コメント
« 神経質礼賛 2149.アガサ・クリスティーの謎解きゲーム | トップページ | 神経質礼賛 2151.人間失格の原体験 »
四分休符先生
はい、AI音声ガイドですね。初めて再配達の電話を掛けた時にAI音声に出会いました。「あの、あの...」と言っても先に進んでいくのでえぇぇ...最後に「もう一度お聞きになりたい方は」とご丁寧な事に苦笑いした記憶があります。
今は大抵のAI音声に慣れました。母が「何を言っているのかわからない」家人が「再配達希望」とあれもこれも任されるようになりましたので。
どーしてもダメだな、と思ったら、「オペレーターにおつなぎします」で待ちます。
年寄りにやさしくない世の中。されど、付いていかねば。
つい先日納車。運転してみれば、あまりの『安全性』にぐったり。1時間半ほど運転して半日寝ていました、疲れて。安全性は自分でコントロールする、にずっと慣れていましたので。これもAIゆえ?
社会はどんどん「枠・規制」を強めて、そのうち「箸の上げ下ろしまで言われるようになるぞ」と家人と話している割には、AIさんは親切なのか、はたまた...です。
先生の本、売れ行き好調の由。喜ばしく思っております。森田は「生き方」指南書と私は捉えています。半世紀を過ぎ、振り返って初めて気付く、森田、です。
投稿: yukimiya | 2023年10月 9日 (月) 13時38分
yukimiya 様
コメントいただきありがとうございます。
AI利用の急速な拡大には戸惑いますね。
新車ご購入おめでとうございます。
安全対策はどんどん進んでいて、これは
事故減少に役立ってよいのではと思いま
す。
投稿: 四分休符 | 2023年10月10日 (火) 05時24分