神経質礼賛 2178.シルバー人材センター
「テクノ〇〇〇ですけど」と突然電話がかかってきた。思わず「はあ?」と答える。何か怪しげな詐欺電話ではないかと警戒する。話を聞いてみると、シルバー人材センターからの委託の人だとわかった。
我が家の小さな小さな花壇には月桂樹とオリーブが植えてある。妻が選んで買ってきた時は植木鉢の小さなものだったが、日当たりが良いためかグングン伸びてしまい、毎年私が1~2回枝切りをしても追いつかなくなってきた。どちらも高さが3mを軽く超え、ブロックによじ登って切っていたら、「危ないからやめてよ」と妻に言われた。それに、妻の実家から玄関わきに移植した姫沙羅もお隣さんの方に伸びていき、電線に当たりそうになっていた。植木屋さんに頼むと結構手間賃がかかるということで、近所の人に教えてもらったシルバー人材センターに妻が電話で依頼したのだった。それは7月か8月頃のことで、随分時間が経っているからすっかり忘れていた。それに、「テクノ〇〇〇」というハイカラな名前ではシルバー人材センター関連とは思いつかない。結構植木の剪定の要望は多いらしく、作業の日取りの相談に手間取る。一度下見に来て、当日には3人で来てくれたという。私の勤務日だったので様子を見ることができなかったが、切った枝の処分まで入れて1時間あまりでやってくれた。私が仕事から帰ってみると、あれだけ生い茂っていた枝が姿を消し、丸坊主同然の幹が寒そうに残っているだけだった。とにかくスッキリしてよかった。後で請求書を見ると、1万円を少し切る金額だった。リーズナブルである。シルバー人材センターでは木の剪定や草取り以外にも、清掃、空き家管理、事務(データ入力、代筆)など多様な仕事を扱っている。頼む側にとっては手頃な料金でお願いでき、作業する側にとっても働く喜びがある、よいシステムだと思う。
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