神経質礼賛 2191.インフルエンザ恐るべし
一昨日未明、体熱感を感じた。出勤準備をするがどうもおかしい。体温を測ると38℃だった。コロナ・インフル対策のためこれでは出勤できない。朝7時になるのを待って、勤務先に一報を入れる。ネットで発熱外来をしている医療機関を調べる。徒歩5分位のところにある内科医院はかかりつけ患者でなくても対応してくれそうなので、予約の電話を入れる。一番早くて10時になるとのことだった。同じ時間帯に予約した人が4人いた。駐車場の入口に作られた3畳位の小屋に「発熱外来」の看板があった。その前で順番を待つ。ストーブは用意してくれてあったが、少々寒い。順番が来て、問診と鼻腔の検査。15分待って、「コロナは陰性でしたが、インフルA型が陽性でした。薬を出しておきます」との宣告だった。「LINEの登録もして下さい」と言われて、登録すると、それが診察券になっていた。近くの調剤薬局もやはり発熱者用に外にストーブが用意されていた。インフルエンザ治療薬タミフルのジェネリック薬5日分と解熱剤を受け取る。早速勤務先に結果を報告。1週間業務停止である。患者さんの御家族との面談予定は組み直しになるし、他の先生たちに迷惑をかけてしまうし、仕事が溜まってしまうのが痛い。
インフルエンザともなると妻に伝染してしまうのが心配だ。普段から不潔には厳しい妻なので、家の中でもマスク着用、「あちこち触らないで頂戴」ということでビニール手袋を渡される。インフルエンザの予防接種は受けているし、外ではマスク常用していたが、それでも感染してしまうとは・・・。インフルエンザ恐るべしである。
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四分休符先生
お見舞いを申し上げます
そうですか、対策はしてあったのに、ですか...お疲れだったのでしょうか
もし、おヒマをしてられるようでしたら...
いわゆる三大バイオリン協奏曲。 私はメンデルスゾーンとチャイコフスキーは譲れませんけれども次なるは、さて。迷う所です。 思えば私が子供の頃は別として確かな意思を持って始めて買ったのはブラームスでした。ベートーヴェンは端から無かったです。されど、ピアノ派の私がブラームスをいの一番に手に入れたかったからには余程その時の気持ちに添ったのであろうと思います。 ベートーヴェンは久し振りに聴いてみたのですけれど、やはり、イイですね...
で、さて、ブラームスか、ベートーヴェンか、いや、シベリウスもいいな。フッとメロディーが浮かんで聴きたくなる事があります。 いつぞやはビオッティのNo.22もいれたら?という意見を聴いた事もあり、私も聴き惚れていた時がありましたが、う~ん...
個人差ありましょうけれども、こうしてみますと名曲揃いです。
閑話休題 釈迦に説法
私はかなり以前より「鼻うがい」をしています。背に腹はかえられずアドバイスを頂いた即日実践。そしてノロウィルスの渦中に飛び込みました。特養での実習です。これが通らなかったら、国家資格を受験する資格が取れない。休みは元旦のみ。実習が終われば出勤。そんな中での疑いもしない「鼻うがい」でした。
今では鼻うがいをしないと気分がよろしくない。ちょっと風邪っぽいな、という時は鼻うがい励行。 思いがけず声楽の先生にも勧められた事がありました。へぇぇと思いましたが、先生ご自身は解っちゃいるけれど出来ない!と仰って。
アドバイス頂いたのは心療内科の先生でした。私の人生皆知って頂いている先生です。先生も電車乗れない云々を診つつ、鼻うがいまでとタイヘンです。ありがたき事とと思っている次第です。
どうぞお大切になさって下さいませ。
あ、結構、四分休符先生は奥様を大切にしておられるようで。(尻に敷かれているという意味でして(^^ゞ) ハイ、余計なお世話でした...
大変失礼を申し上げました。yukimiya 風お見舞いと受け取って下さいませ。
投稿: yukimiya | 2024年2月 2日 (金) 07時50分
yukimiya 様
お見舞いいただきありがとうございます。
自主隔離中ですが、熱は下がり、咳と関節痛が
残っています。2日間は絶対臥褥に近い状態でし
た。何もしないで寝ている位なら、仕事に追われて
いる方がはるかにいいなあと思います。
三大ヴァイオリン協奏曲と言えば、歴史的流れ
からして①メンデルスゾーン、②ベートーヴェンは
不動として③ブラームスというセットをよく見かけ
ます。しかし、昨今はチャイコフスキーの人気が高
いので、③にチャイコフスキーという選択もあるよう
です。これら4曲をまとめて4大協奏曲とするセット
も見かけます。ブラームスとチャイコフスキーは甲乙
付け難いですね。さらにシベリウスを加えて5大協
奏曲セットもあります。
投稿: 四分休符 | 2024年2月 2日 (金) 17時31分
四分休符先生
あらためましてお見舞い申し上げます。1日でも早く治るといいいいですね。
先生にご質問がございます。
大原健士郎教授の本に気分、症状はあるがままに受け入れてやるべきことをやる、と書いてありますが、不安のままに、イライラするままに、焦るままに、気分がどんよりするままに、恐いままに、気分が落ち込むままに、ビクビクするままに、息苦しいままに(様々な気分、症状のままに)目の前のやるべき事をやる、と同じことでしょうか?
現役の精神科医の四分休符先生にご指導受け賜わりたく宜しくお願い致します。
投稿: 森田療法命 | 2024年2月 3日 (土) 05時49分
森田療法命 様
コメントいただきありがとうございます。
気分(症状も含めて)はそのままにしてやるべきこと
をやっていくのが森田療法の基本です。ただし、それを
金科玉条のごとくいかなる状況でも実行しようとすれば
「かくあるべし」になってしまいますし、おかしなことに
なります。森田先生の患者で、のちに独学で公認会
計士となり、形外会の幹事をしていた山野井房一郎
さんの『神経質で良かった』という本に失敗例が書いて
あります(660話)。婆やさんから味噌汁に入れるニラ
を取ってきてと言われて畑のニラを全部取ってしまって
叱られた先輩患者の話、山野井さんも庭の柿の実を
取るように言われて、青い実まで全部取ってしまって
失敗した話があります。植木に水をやるように言われ
て雨が降っていても水を撒くような入院患者さんもいた
ようです。やはり、ただ行動・作業すればいいというも
のではなく、その時の状況に合わせて適切に行動し
ていくことが大切なのです。
当然、熱のあるような時には、やることは優先度の
髙いことに絞り、回復してから残った仕事をこなして
いくことになります。
投稿: 四分休符 | 2024年2月 3日 (土) 09時50分