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2024年2月22日 (木)

神経質礼賛 2198.うるめいわし

 月に一度は行く蕎麦屋さんに春の山菜の天ぷらが登場するようになった。当分の間、楽しめることになりそうだ。それとともにマイブームとなっているのが「うるめいわし」である。行くたびに注文している。長さ6~7cmでとても細い。かっちり焼いてあって硬いけれども噛むと旨味がじわーんと口の中に広がる。ちょっぴりほろ苦いのもいい感じだ。イワシの目刺しの旨味をぎゅっと凝縮したような感じである。日本酒でも焼酎にでもよく合う。その後で食べる蕎麦もよりおいしく頂けるというものだ。うるめいわしは普通のイワシ(マイワシ)とどう違うのだろうか。頭が小さく、目が大きく潤んでいるように見えることからその名前が付けられているという。そしてマイワシのような黒い斑点がない、という外見上の違いがある。脂肪分が少なく、鮮度が落ちるのが極めて早いため、生では出回らず、干物向きだそうである。

 以前、食卓によく登場したサンマはすっかり不漁で貴重品になり、近海魚のアジやサバも安価とは言えなくなってきた。イワシの仲間はまだ大丈夫そうである。子供の頃はイワシの目刺しを食べたものだ。尿酸値が髙い方は控える必要があるだろうけれど、丸ごと食べてカルシウムが豊富に摂れるイワシは栄養面で優れている。もう少し食べられてもよいのではないだろうか。

 

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コメント

 四分休符先生

 春の山菜に海の幸ですか~いいですね(^^) 私も先日蕗の薹を。蕗味噌です。 住宅地開発でもう摘める所はそんなに無いのです。さびしい事です。

 先生お好みのウルメイワシとは一夜干しでしょうか?
 これまた個人的な事ですが...干物が苦手な私。油が回ってしまう。これがダメなんです。大根の辛み成分も、皮を食するという金柑の皮のあぶら、とか。自分でも自分の体が制御できないほど「胃に残る」のです。金柑は甘煮です。大根は日を通すか、漬物。漬物もちょっと「胃」が選ぶので慎重を期して。
 という訳で、鰯や青魚が好きなのですが、もっぱら「生」です。刺身。しかし、最近、「アニサキス」云々で簡単に生で食せない。うぅぅ...

 うんと小さい頃。鯨のベーコン。この脂身がくさくて。情けなかったです。ゆえに、いまでも脂身苦手。 長じて千葉へ引っ越し、銚子からの新鮮なシコイワシが手に入るようになって母と台所に立って、ちゃっちゃと手で裂きながら醤油小皿を置いておき、裂いてはつまみ食い。やってましたねぇ。
 という所で、シコイワシって?と気になってググってみたら、いきなり「広島の...」と出てきて驚きました。 両親の里は広島。特に母の方は(瀬戸内側)胃弱の祖父は朝から魚売りのイワシを大根おろしで食していた。と、聞いています。シコイワシを祖母が裂いて出していたのでしょうね。 長生きの祖父でした。

 食に関しては人それぞれに一家言ありそうです。

 先生のお住まいは山に、海の幸に恵まれてお茶有り、温暖にて。佳き事。


 先達ては失礼を致しました。 母御様を一ヶ月早く殺してしまって...名前を間違うのとよく似ています。先生ごめんなさい。

 追.ウルメイワシがのっているお皿。気になりました。伊万里かな?好きです、器。

yukimiya 様

 コメントいただきありがとうございます。

 蕗の薹(フキノトウ)も天ぷらでいただきました。
 家から徒歩5分の所にある蕎麦の安田屋さんは
創業して150年以上の老舗ですが、気取ったところ
はなく、価格もとてもリーズナブルで有難い存在です。
店内には絶えずクラシックのBGMが流れています。
仰るように皿は伊万里焼であろうと思います。
冬場は蕎麦焼酎の蕎麦湯割り、夏場は地酒を冷で
いただきます。

 シコイワシという名称は初めて聞きました。いわゆ
るカタクチイワシのことのようですね。新鮮な鰯を手で
ちぎって刺身で食べたら美味しいでしょうね。ただ、
運悪くアニサキスに当たってしまったら悲惨です。
内視鏡で除去してもらわない限り、七転八倒になり
そうです。

確認に関してお書きになった記事はありますか。
参考にしたいです。

施錠、ガス栓の確認は、今は、少し用心深い程度で日常生活に支障はなくなっています。悩ましいのは、仕事(の類)をする上での確認で、間違いないか何度も確かめる、(恐らく)人の何倍も念を入れて確かめる、人が気にしないような事も調べ尽くす、というようなことです。

ガス栓・施錠の不完全恐怖、疾病恐怖、騒音恐怖など、症状というより文字通り恐怖でがちがちになっていたのに、今はかなりよくなりました。少し、抜け殻めいていますけど・・

ママっ子様

 私自身、確認癖はあります。多少の確認癖は
生活を安全にする上で必要ですが、やりすぎる
と時間と労力を空費してしまいます。

 タイトルをざっと見た所では、第8話・確認癖に
ついて→これは自著『神経質礼賛』p.35にも掲載
しています。829話・確認行為にも書いています。

 なお、昨年出版した『ソフト森田療法』では「確
認したくてたまらない時」p.101に書いています。

先生、お応え頂きまして、ありがとうございます。
『神経質礼賛』も『ソフト森田療法』も持っていますので、もう一度読みたい思います。829話は2012年9月24日の記事でしたね。

過度な確認をやめて、物事をもっと気楽に楽しめるようになりたいです。私ももう若くないので、おだやかに暮らすことが唯一の願いみたいなものです。

ママっ子 様

 拙著をお読みいただきありがとうございます。
 確認癖に悩む人は決して少なくありません。
 適度な確認は役に立ちますが、時間を空費
するようになっては、本末転倒です。
 気にはなっても「不安なまま前進」です。

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