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2024年2月 9日 (金)

神経質礼賛 2194.再スタート

 今週の火曜日、10日ぶりの出勤。医師になってからというもの風邪で休んだことは一度もなかったし、11年前に急性硬膜外血種でICUに入院した時もまだ血種はそのままだったが5日後には強引に退院して眩暈でふらふらしながら出勤していた。しかし、今の勤務先はコロナやインフルの場合の業務停止基準が明確に決められていて、勝手なことはできないので規定通りに休んだ。その間、当直や外来は他の先生たちがカバーしてくれていた。病棟の受け持ち患者さんの病状変化にも他の先生が対応してくれてあった。御家族との面談予定日はケースワーカーさんが延期してくれてあった。さあ、再スタートである。いつも通り5時に起きて6時10分には、雨の中、当直カバンを肩に掛けて出勤である。

 まず、電子カルテを開けてびっくり。ある程度予想していたとはいえ、報告事項が溜まっていて、201件と表示されていた。201件を超えるともはやカウントされない、という噂は聞いていた。実質300件位ありそうだ。そして、書かなければならない書類の山も待っていた。外来患者さんについて他の医療機関からの照会、年金診断書、精神保健福祉手帳診断書、自立支援医療診断書、ハローワークに提出する診断書、生活保護の医療要否意見書、介護認定のための主治医意見書、傷病手当金意見書など気が遠くなりそうだが、仕方なしだ。急を要するものから一つ一つ処理していく。とにかく外来担当日なので、外来診察を午後1時位までに何とか済ませて病棟へ。こちらも処理しなくてはないことだらけだ。病棟で同年配の看護師さんから「痩せちゃったねー、大丈夫?」と声を掛けられる。当直中は幸い大きなできごとはなく、書類の処理を進めていった。2日がかりでようやく「借金完済」となった。今回、初めてインフルエンザに罹ってしまったのは抵抗力が弱っている証拠である。もう少し栄養と休養を増やして潰れないように気を付けたい。

 

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コメント

ご回復されて、よかったです!
記事のアップは木曜日と日曜日のようですが、昨日はなかったので、心配していました。

『しなやかに生きる ソフト森田療法』を読み終えました。私は全面的に神経質なので、どの章もわが身に引き寄せて読みましたが、今は、特に「不安に襲われる時」と「自信がなくて困る時」を、身を入れて読みました。

3か月ほど不安が続いていて、ここ1か月は強いのですが、少しラクになってきました。この苦しいのをなんとかしたい、と焦ることがなかったことに尽きると思います。そして、不安の源である仕事はやめるわけにはいかないことだったのですが、時間を減らすことはあっても、今も続けていることが、不安を大きくしなかったような気がしています。

↑の投稿は、ママっ子です。

ママっ子 様

 御心配をおかけしてすみませんでした。木曜日の朝、
いつもと同じように記事を入力してアップしたつもりで
いたのですが、どういうわけか保存できていなくて、翌
朝に気が付いて出勤前に慌ててアップしたものです。

 不安は逃げれば逃げるほど追いかけてくるものです。
不安は嫌なものですが、安全に生きていくために必要
な警報装置でもありますから、薬やアルコールでスイッ
チを切ってしまうのは好ましくありません。不安なまま
踏みとどまっていれば、いつしか暗雲は薄れていくもの
です。「不安なまま前進」・・・「漸進」で構いません。一歩
前に出れば景色も変わってきます。

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