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2024年3月31日 (日)

神経質礼賛 2210.偽五百円硬貨?

 近所の惣菜屋では店員さんがレジ打ちをして合計が表示されたら自動精算機にお金を入れるという流れになっている。先日も支払いをして釣銭を見てビックリ。見慣れない硬貨が入っていた。以前、日本の五百円硬貨とほぼ同じ大きさのK国の500ウォン硬貨を変造した物が自販機で使われた事件を思い出し、もしかすると偽五百円硬貨ではないかと思い、老眼ではわかりにくいので目の前の若い店員さんに見てもらった。店員さんは表裏をひっくり返しながら「見たことがないですけど・・・あれ、滋賀県って書いてありますよ」と。ますますわけがわからない。ともかく「日本国 五百円」の文字が入っているというし、新型コロナ対策に導入された新しい自動精算機から出てきているので信用することにした。

 家に帰ってよく見てみる。最初に見てビックリしたアルファベットが一周ぐるりと刻まれた面には「JAPAN 47 PREFECTURES COIN PROGRAM 500YEN 平成23年」とある。内側をよく見ると和同開珎のようなデザインで「地方自治」の4文字が刻まれていた。そして裏返すと大きなナマズと2匹の魚が刻まれ、この面に「日本国 五百円 滋賀県」の文字が入っていた。ということはこの面がオモテということになるのだろう。ネットで調べると地方自治法60周年記念硬貨だとわかった。当時としては先進的なバイカラー・クラッド貨幣(最新の五百円硬貨と同じ構造)で、県別にいろいろなデザインの記念硬貨が発行されたようである。滋賀県はビワコオオナマズの絵柄となっている。それにしてもお騒がせである。マイナーな記念硬貨を市中で使うとこういうことになる。私は誤解を招かないように、記念硬貨を使う時は税金支払いの際などに銀行か信用金庫に持ち込むようにしている。

 

2024年3月28日 (木)

神経質礼賛 2209.寝落ち

 このところ寒暖の差が激しい。それでもだんだん春らしい気温になってきて桜の開花も近い。暖かくなってくると、体も緩んで、知らぬ間にコックリコックリ居眠りすることがある。学校で講義を聴いている学生さんだと一生懸命ノートを書いているつもりが後で見れば何を書いたかわからない箇所があって、居眠りをしていたことに気づいたりする。若い人たちでは長時間スマホを使っていて知らないうちに眠ってしまっていたということがある。何かしている途中で眠りに落ちる「寝落ち」という表現をよく見かけるようになったのは最近のことである。体を動かす仕事だと眠気は出にくいが、デスクワークを長時間続けていると睡魔に襲われることがある。仕事の順序を入れ替えることができる状況であれば、単調にならないように工夫すると良いだろう。「休息は仕事の中止に非ず、仕事の転換の中にあり」(24話)の通りである。

 逆に全然眠れなくて困ると訴える患者さんがいる。しかし、御家族に聞けば「結構眠っていますよ」ということはよくある。夜中に目が覚めて時計を見る。それから全然眠ったつもりはないのだが、もう一度時計を見るとかなりの時間が経過していて驚くことがある。「まだちょっと早いからもうしばらく横になっていよう」と思っているとまた眠りに落ちていわゆる二度寝になってしまい気が付けば大ピンチということも起きる。何か活動している途中の「寝落ち」は気付きやすいが、横になっていての「寝落ち」には気づきにくいものである。不眠を訴える人に昼寝をしていますかと問うと「横になっているだけで眠ってはいません」と答える人がいる。しかし、自分では意識せずに「寝落ち」していて昼寝したのと同じことになり、睡眠リズムが乱れて夜間の不眠につながることもありうるのである。

 

2024年3月24日 (日)

神経質礼賛 2208.雲外蒼天

 掛川城天守閣復元30周年を記念して将棋の藤井聡太八冠揮毫の「雲外蒼天」という書が展示されることとなった。今回の王将戦7番勝負の第6局は掛川で行われる予定だったが、藤井八冠の4連勝で決まってしまったため、代替イベントの際に揮毫された書ということだ。雲を突き抜けた先には青空が広がっている、ということで、努力して苦難を乗り越えればすばらしい世界が広がっているという意味である。藤井八冠は総理大臣顕彰の返礼品の将棋盤の箱にもこの言葉を揮毫しているそうだ。圧倒的な強さで将棋界の頂点に立っている大天才の藤井八冠も普段から絶えず努力を重ねて今があるのだ。藤井八冠については中学2年でプロ棋士となり最多連勝記録を更新した時に記事にしている(1402話)ように、自主性を重んじて長所を引き出していくモンテッソーリ教育を受けている。モンテッソーリ女史はイタリア初の女性医師であり、森田先生は高く評価していた。森田療法とモンテッソーリ教育の共通点を指摘する研究者もいる。

 この「雲外蒼天」という言葉の出典はよくわからず、近年になって政財界人や研究者たちが座右の銘として披露されるようになっている。森田の言葉では「努力即幸福」がそれに近いだろう。努力即幸福は単に努力すれば幸福になれる、ということだけではなく、目標に向かって努力する行動・生活の中に幸福があるという深い意味も含んでいる。藤井八冠がひときわ明るく輝いている一方で、必死に努力したのにもかかわらずプロになれずに棋士の一歩手前で年齢制限のために去っていく奨励会員が毎年何人もいる。その努力は無駄にはならない。他の分野でも活躍できる可能性を秘めているし、アマチュアとして将棋を一生楽しんでいくこともできる。そうあってほしいと思う。

 

2024年3月21日 (木)

神経質礼賛 2207.源氏物語で結婚したい登場人物

 ネットのニュース記事を見ていたら、源氏物語で結婚したい登場人物のアンケート結果があって、つい見てしまった。300人位のネットアンケート結果だから真剣に考えるほどではないがちょっと面白かった。第1位は2位の光源氏を大きく引き離して夕霧(光源氏と正妻・葵上との間の子)だった。単なる恋人ならばお洒落でハンサムで財力があって話題が豊かで一緒にいて楽しい人が選ばれるけれど、結婚となるとやはり実生活が安定していて誠実で信頼できる人が優先されるだろう。遊び人の光源氏や匂宮では浮気の心配が絶えない。3位は冷泉帝(光源氏と藤壺の間の子)、4位は光源氏の従者の惟光、5位は若き日の光源氏のライバル・悪友の頭中将という結果だった。以前、源氏物語の登場人物で神経質人間は誰か、ということで私は夕霧を挙げている(267話)。地味で要領は良くないが、真面目さ律義さと気配りから遅咲きながら最後は大臣に出世している。

   一方、女性の登場人物では、1位は一時光源氏が須磨に隠棲中に結ばれた明石の君、2位は光源氏が若い頃愛した女性でデート中に生霊に襲われて亡くなってしまう夕顔、3位が同じく生霊に襲われて亡くなる正妻・葵上、同率3位が花散里という結果だった。こちらは150人位の回答でおそらく中高年男性が多かったのではないかと想像する。明石の君や花散里というあたりからは、おとなしくて、静かに寄り添ってくれる女性への願望が見えるような気がする。

 

2024年3月17日 (日)

神経質礼賛 2206.JRダイヤ改正

 昨日、JR列車ダイヤ改正が行われた。今回の改正に合わせて北陸新幹線の金沢~敦賀間が延伸となり、東京と福井県内の往来が便利になっている。これまでの米原乗換に比べて時間が短縮されたのが大きな目玉である。福井県内の観光関連業者も商機と見て、宣伝に力を入れている。このところ、福井蕎麦の話題を見聞きすることが多くなったのもそのためだろうか。

 昨日の出勤の際、いつものように6時38分発の列車に乗ったが、発車時刻は同じでも今までは静岡始発だったのが三島始発に変わっていた。これまでは発車10分前にはホームに入っていて、夏の暑い時、冬の寒い時もすぐに乗って待っていればよくて助かっていたがこれからはそうはいかない。それに今までよりも混雑することになる。16年ぶりに静岡と浜松に停車する「ひかり」が1本ずつ増えて利便性が増したというけれども、私にとってあまりメリットはないダイヤ改正だ。相変わらず静岡県内に停車する「のぞみ」は1本もない。在来線は熱海⇔浜松の直通列車が増えて、県内の移動は少しスムーズになるかもしれない。それに合わせてか、掛川駅北口には地元のお茶屋さんが経営する喫茶店が一昨日開店して賑わっていた。

 かつては列車ダイヤ改正の際には書店で時刻表を買い求めていた。それに胸ポケットや定期入れに入るサイズの時刻表が駅のコンコースで無料配布されたものだが、列車の時刻表はスマホで見る時代になってしまったためか、コスト削減のためか、昨今は見当たらない。新聞の折り込み広告に入って来たタクシー会社作成の地元駅での新幹線・在来線時刻表も入ってこなくなった。私のように古い人間にとっては、やはり紙の時刻表があると安心である。

 

2024年3月14日 (木)

神経質礼賛 2205.桜切るバカ 梅切らぬバカ

 このところの暖かさでソメイヨシノのつぼみが膨らんできている。来週には各地から桜開花の便りが伝わってきそうだ。この「バカ」が2回出てくるちょっと刺激的なことわざがあることをつい最近になって知った。桜は太い枝を切ると断端から菌が入ってダメージを受けやすい。一方、梅は新しい枝がどんどん伸びてくるので切ってやらないと花や実がつきにくくなる。柿切らぬ(折らぬ)バカということも言われる。そういったことからできたことわざらしい。もっとも、桜はほったらかしでいいわけではないし、梅や柿もやみくもに枝を切っては逆効果である。要はその木の性質や状態をよく見極めてそれに適した剪定をせよということだ。

 これは教育法に関しても言えることではないだろうか。森田先生は「人を見て法を説け」と言っておられたが、その人の状態をよく見てそれに合わせて指導・アドバイスをしていくことが大切である。神経質人間は概して自己肯定感が乏しくちょっとしたことで凹みやすい。その反面、現状を克服してよりよく生きたいという強い意欲を持っている。だから月1回の形外会での御発言をみると、「神経質は病気ではない」というスタンスから神経質を礼賛する発言を繰り返しておられる。しかし、時々「あまり自慢されても困る」とクギを刺すことも忘れていない。特に、後に生活の発見会を創始された水谷啓二さんに対しては少々厳しい言葉が多いが、それは水谷さんがそれを跳ね返す力を持っていて、厳しく指導することでより成長する人だと見込んでいたからだと思う。森田療法は単に治療法というだけでなく一種の人間教育という面も持っている。そして森田先生は優れた教育者でもあったと思う。

 

2024年3月10日 (日)

神経質礼賛 2204.キーが回らない

 精神科病院で仕事をしていると、病棟の出入り、ナースステーションの出入り、保護室の出入りの度に手持ちのキーで解錠する。数えたことはないが、1日にキーを使う回数は大変なものになる。それを大勢のスタッフが行うのだから、ドア鍵のシリンダーの劣化も早いのだろう。鍵が刺さったままなかなか抜けない、キーが回らず解錠や施錠ができない、といったトラブルが起きることがある。そういう時は慌ててもうまくいかない。一呼吸置いてから、軽く逆向きに回そうとしてから本来の向きに回すフェイント作戦がうまくいくこともある。軽くカチャカチャと左右に動かしているとそのうち回るビブラート作戦が有効なこともある。そして、総務の担当者に鍵の具合が悪いことを話して交換してもらうことになる。

 わが家の玄関のキーも職場と同様の問題が起き始めていた。先週、帰宅した際、フェイント作戦やビブラート作戦をやってもなかなか解錠できなかった。これは放置しておくと大変なことになる。夜、妻が出かけているような時に帰宅して家に入れなかったら困ったことになる。確か歩いて15分位のところに鍵屋があったはずだ。電話帳で確認しておき、翌朝、その鍵屋へ行って相談した。シリンダー交換には2万2千円くらいかかりそうだとのこと。午後一番に交換作業をしてもらえることになった。予定通り業者が来てドア鍵のシリンダーを交換。作業時間は15分ほどだった。交換料金も1万4千円+税だった。これで一安心だ。

 なお、鍵の不具合に潤滑スプレーのクレCRCスプレーを使いたくなるが、これはいけないと言われている。一時的には良くなっても、CRCは油を含んでいるため、鍵穴に使うとホコリなどが付着してどうにもならなくなってしまうらしい。鍵穴専用の潤滑剤スプレーがあるので、それを使うのが良いとのことだ。

 

2024年3月 7日 (木)

神経質礼賛 2203.会食恐怖の原因

 病院で新規入院患者さんのデータを入れる際、食事に関しての入力に時間がかかる。常食であれば話は簡単であるが、高齢者だと、副食の形態、トロミを付けるかどうかなどこと細かく指定する必要がある。若い人だとアレルギーや食べられない物が意外とあってこれも忘れてはいけない。「昔は学校で給食が食べられない子がいて午後の授業時間もまだ机の上に置かれていたなあ、昔はアレルギーはなかったんでしょうかねえ」「今は清潔になり過ぎて、免疫系が過敏に働いてしまうんじゃないでしょうか、花粉症もそうだけどアレルギーの人は増えていますね」、スタッフとそんな話をしていた。

   家に帰ってパソコンを開くと、ネットニュースの見出しに会食恐怖の原因は学校給食、というものが目に留まり、読んでみた。元ネタはFNN系のニュース番組で、会食恐怖の人642人に原因として思い当たるものをアンケート調査したところ223人(34.7%)が給食などでの完食指導・周囲からの強要でこれが最多だったという。そのうち161人が給食だったとしている。そして、会食の際には吐気・動悸・めまいに悩まされているという。

 会食恐怖は対人恐怖の一種と考えられ、当ブログでも、便所飯(547話)、会食恐怖(1118話)、会食恐怖の克服法(1847話)といった記事を書いている。私自身も会食は苦手な方で、一人で食べる方が安心できる。その原因を考えてみると、幼稚園の時の弁当ではないかと思い当たった。幼稚園は家のすぐ近所だったから、しばしば「お弁当は後で持っていくからね」ということで弁当を持たずに行って心細い思いをしたのと、時々サンドイッチのことがあって、他の子と違うので、先生や周りの子からいろいろ言われて嫌な思いをすることがあった。それで周りの目を気にする習慣がついてしまったのだろう。

 3月・4月は会食の機会が増える。新入社員・新入生にとってはただでさえ緊張する場面が多い。食事の場所や状況も変わる。周りの人がどう見ているか考えていたら一人相撲で疲れてしまう。完璧を求める必要はない。食べられない時は残したっていい。その場にいることができれば、目的は達しているのだから。

 

2024年3月 3日 (日)

神経質礼賛 2202.掛川桜

 昨日仕事を終えて、いつも一緒に帰る薬剤師さんから「残業なので先にお帰り下さい」と言われて一人で帰ることになった。ニュースで掛川城近くの掛川桜が見頃になっていると言っていたのを思い出した。送迎車の運転の方に頼んで駅の手前で降ろしてもらい、掛川桜を見に行った。掛川城の近くを流れる逆川の土手沿いには約300本の掛川桜が植えられている。近頃は各地に早咲きで有名な河津桜が盛んに植えられているが、この掛川桜は地元で開発されたオリジナル品種の桜なのだそうだ。今年は例年より10日ほど早い開花だったという。昨日はあいにく真冬に戻ったような冷たい強風が吹いていた。それでも、土手沿いの道路はカメラ片手に歩いている人がちらほら。夕日に照らされて花の紅色が濃く見える。この桜は少し下向きに咲くため、はにかんでいるようにも見える。ニュースでは城を背景にライトアップされた鮮やかな画像が出るけれども、寒風にさらされて夕日を浴びて地味に咲いている桜の姿も悪くない。昨日は公立高校の卒業式が行われていて、この季節にふさわしい。大学入試も終盤戦といったところだろう。今の学生さんたちは大学合格発表をスマホで見て知るが、私の頃は合格電報を頼んだものだ。「ヨシダヤマ ハナサク」というような電報が届くのだが、私のところに届いたのは2年続けて「ハナチル」だったなあと思い出す。受験、恋、仕事、あらゆる面で「負けっぱなしの青春」だったけれども、若い時の失敗や挫折はどうということはない。粘っていればそこそこ何とかなるものだ。そして神経質性格に悩んだのも、今では神経質に感謝しているのだから。

 駅のホームに上がったのはいつもより15分遅れだった。ホームに立って30分近く待っているよりもいい時間を過ごせたと満足する。

 

2024年3月 1日 (金)

神経質礼賛 2201.ジストニア(2)

 ピアニストが長時間同じ箇所の練習を繰り返しているうちに指がこわばって思ったように動かなくなったり意図しない動きになったりすることがある。それを練習不足だと思い込んでさらに練習を重ねていくうちに「音楽演奏家ジストニア」になってしまう場合がある。ヴァイオリニストや他の楽器奏者でも起こりうる。これらは楽器演奏の時だけ症状が出て、通常の日常生活には支障がない。とはいえ、演奏家生命を絶たれかねないから深刻である。

 森田先生のもとで治療を受けた人の中に音楽演奏家ジストニアと思われる例があるので御紹介しよう。
 今まで入院した人で、遠いところは樺太、ハルピン、青島、大連が各一人あり、台湾が三人、朝鮮が二人、北海道が十二人であります。最も遠いのは沖縄県人で、少年の時、米国に移住している人で、昨年十月わざわざ米国から帰国して入院したのであります。日本語が下手で、立ち入った話はよくできなかった。四十一歳であるが、十六年来種々の心気症に悩まされている。ヴァイオリンの専門家であるが、十五歳以来、以前のような微妙な音色が全く出ないようになって非常に煩悶した。三十八日間の入院で、他の心気症は全快して非常に喜んで帰ったが、ヴァイオリンの方は、入院中にそのほうを稽古する事ができず、結果は不明であった。二、三日前の米国からの手紙で、ヴァイオリンが自由自在に弾けるようになったとて、感謝してきております。この症状を職業痙攣といって、裁縫師が運針ができなくなり、彫刻家が小刀が使えなくなるなどであります。ここに書痙で字が全く書けなくなったのがすっかりよくなった山野井君も、今日出席されています。従来の医学で予定通りに治す事のできなかったこの職業痙攣を私が簡単に治す事ができるようになったという事は、諸君には想像もできない私の大なる喜びである。米国からわざわざきても無駄骨折りではなかったのであります。(白揚社:森田正馬全集 第5巻 p.43)

 一時、完全に楽器から離れて日常生活上の作業だけに専念したのが回復につながったのかもしれないが、森田療法の思わぬ効果である。

 

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