神経質礼賛 2206.JRダイヤ改正
昨日、JR列車ダイヤ改正が行われた。今回の改正に合わせて北陸新幹線の金沢~敦賀間が延伸となり、東京と福井県内の往来が便利になっている。これまでの米原乗換に比べて時間が短縮されたのが大きな目玉である。福井県内の観光関連業者も商機と見て、宣伝に力を入れている。このところ、福井蕎麦の話題を見聞きすることが多くなったのもそのためだろうか。
昨日の出勤の際、いつものように6時38分発の列車に乗ったが、発車時刻は同じでも今までは静岡始発だったのが三島始発に変わっていた。これまでは発車10分前にはホームに入っていて、夏の暑い時、冬の寒い時もすぐに乗って待っていればよくて助かっていたがこれからはそうはいかない。それに今までよりも混雑することになる。16年ぶりに静岡と浜松に停車する「ひかり」が1本ずつ増えて利便性が増したというけれども、私にとってあまりメリットはないダイヤ改正だ。相変わらず静岡県内に停車する「のぞみ」は1本もない。在来線は熱海⇔浜松の直通列車が増えて、県内の移動は少しスムーズになるかもしれない。それに合わせてか、掛川駅北口には地元のお茶屋さんが経営する喫茶店が一昨日開店して賑わっていた。
かつては列車ダイヤ改正の際には書店で時刻表を買い求めていた。それに胸ポケットや定期入れに入るサイズの時刻表が駅のコンコースで無料配布されたものだが、列車の時刻表はスマホで見る時代になってしまったためか、コスト削減のためか、昨今は見当たらない。新聞の折り込み広告に入って来たタクシー会社作成の地元駅での新幹線・在来線時刻表も入ってこなくなった。私のように古い人間にとっては、やはり紙の時刻表があると安心である。
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