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2024年4月21日 (日)

神経質礼賛 2218.ミルクスタンド(2)

 今日はビデオ撮りの本番。余裕をみて1本早い新幹線で東京に向かう。久しぶりに新幹線の車窓から見る富士山は霞んでいて傘雲を被っていた。撮影場所の品川の貸オフィスには開始時刻の40分前に着いた。前の先生の撮影が長引いていたため少し遅れて始まった。カメラが2台セットされていて、さすがに緊張する。ところどころつかえたりしながら一気に80分ほど話した。とにかく終わってホッとする。

 せっかく東京に来ているのだから美術館にでも立ち寄りたいけれど、あいにく出光美術館は展示品入替中。あさってから仙厓さんなどの復刻開館記念展があるのに惜しい。国立博物館の中尊寺金色堂展は終わってしまったし、都美術のデ・キリコ展もまだ始まっていない。今にも雨が降りそうな天候でもあるから今回は早めに帰ることにした。ビデオ撮りが終わってから向かったのは秋葉原駅の総武線ホームにあるミルクスタンド「酪」(2161話)。昨年秋に新聞記事を読んでから行こうと思ってもなかなか行く機会がなく、半年後にようやく実現した。創業70年位になる、瓶の牛乳にこだわり厳選された商品をそろえている店だ。価格は1本170円~230円位のものが多い。一体、何を注文したらよいのかわからなくて「本日のオススメ」とある「野草ゆたかな みんなの牛乳」というものにした。「ずいぶん種類がたくさんありますねえ」と店員さんに話しかけると、「私もよくわからなくてね(笑)」と答えが返って来る。普段スーパーで買っている牛乳よりもずっと「美味しい」と感じる飲み口だった。店の看板には「酪」の上に英語でMILK SHOP LUCKと書かれている。幸運が巡ってきそうである。

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コメント


四分休符 先生

  先生の講演ビデオの拝聴を楽しみにしております。
 
  このテーマと直接関係はないのですが、先生はかって
 正知会会長の畑野文夫氏の著書『森田療法の誕生』を
 この欄で取り上げておられました。
  この度、その補筆ともいうべき『森田療法はこうしてできた』
 を上梓されました。
  早速、拝読。森田療法解明にたいする畑野氏の真摯な態度
 に打たれました。
  森田の所謂「必死必生の体験」と「森田とモンテッソーリ教育」
 についての言及がなされています。私自身「心悸亢進発作」で
 苦しんだ体験者ですので、森田先生の言説はよくわかり、畑野
 氏の考察に同意できます。
  四分休符先生も多分読んでおられると思いますので、是非ご
 感想をお伺いいたしたく投稿させていただく次第です。
  お忙しいところ厚かましく恐縮ですが。


 


神経質流儀 様

 コメントいただきありがとうございます。

 実は畑野様から『森田療法はこうしてできた
続・森田療法の誕生』を頂いておりまして、
読み終えたところです。
 私も以前からモンテッソーリと森田療法の関
係は気になっていまして、392話(2009年2月)
と1402話(2017年1月)に書いています。

 それも含めて次回の記事に書こうと思います。

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