神経質礼賛 2222.連休の中日
今年のゴールデンウィーク後半は5月らしい晴天が続く。TVニュースで見ると5年ぶりにフル開催になった浜松まつりは昼の凧揚げと夜の御殿屋台でとても賑わっているようだ。今朝はいつも通りの時刻に家を出て、まずコンビニで昼食を買い込んで新幹線ではなく在来線に乗る。リュックやキャリーバックを携えた人たちが乗っている。若い男性たちが金谷駅で結構降りて行ったから、大井川鉄道に乗ろうという鉄道ファンだろうか。私も旅気分といきたいところだが、目的地は普段通りの病院である。バスは1時間に1本で普段より1時間遅いが、それでも8時過ぎには到着する。自分のレターボックスを見ると、やはり書かなければならない書類が溜まっていた。年金診断書、生活保護の医療要否意見書、訪問看護指示書・・・。それよりも、心配な入院患者さんたちがいるので白衣に着替えてまずは病棟へ。「外相整いて内相自ずから熟す」の言葉通りで白衣を羽織ると気持ちが引き締まる。幸い、私の受け持ち患者さんたちは大きな問題はなく、40℃以上の高熱を出して心配された人も落ち着いていた。まずは一安心だ。今日から試験外泊に出る患者さんと面談し、連休明けに総合病院で大腸内視鏡検査を受ける患者さんにはその前夜に腸をきれいにするための多量の下剤を飲むという説明をしておく。電子カルテを見ると報告事項が山のように入っている。それをチェックしてから書類書きに取り掛かる。
これだけ済ませておけば外来日と重なる連休明けの日に慌てないで済む。神経質のなせる業である。働き方改革とか言われてもそうそう休むわけにもいかない。もっともフルタイムで働くのも多分今年度が最後になるだろうから、来年からどうしようかとその心配もしている。
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