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2024年6月16日 (日)

神経質礼賛 2236.クレマチスではなくマンデビラ

 今年もクレマチスが咲いた、と妻が喜んでいる。3年くらい前に、毎月異なる種類の鉢植えが送られてくるという企画商品を妻が注文した。毎度、大きな段ボール箱の後始末をするのは私の仕事だった。しかし、予想通り、どれも枯らしてしまい、翌年にも咲いたのはこの「クレマチス」だけだった。ベランダに置きっぱなし。ほとんど手入れはせず、たまに気が向いた時に水をやる程度のほぼ無管理状態である。にもかかわらず今年も鮮やかな赤い花をたくさん付けている。それにしても、赤いクレマチスなんてあったかなと疑問に思う。最初に送られてきた時には品種を書いたプレートが付いていて、説明書もあったはずだが、神経質な私と違ってそんなものはすぐに捨ててしまう人であるからもはや品種は不明である。

 私が育った実家にはテッセンがあって、青と白の花を付け、茶花や仏壇の花として使われていた。テッセンはクレマチスの原種でもある。花弁のように見えるガクはテッセンが6枚、クレマチスは8枚である。クレマチスも青や白の系統が多く、真っ赤なクレマチスは見かけない。しかもこれは花弁らしきものが5枚であり、明らかに種類が異なる。何だろう、と写真をGoogle検索にかけると「マンデビラ・サンデリ」がその答えだった。メキシコ~アルゼンチンの花でキョウチクトウ(2127話)の仲間だそうである。ということはこれにも毒があるのかな、と調べると、キョウチクトウほど強い毒ではないものの樹液には毒の成分があるから要注意ということである。暑さに強く水はけの良いところで良く育つのだそうで、我が家のベランダにはピッタリだったのだろう。

 

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コメント

今の写真はクレマチスだったのですか!
今現在はどうなのかわかりませんが、近頃、クレマチスは大ブームですね。園芸店ではよく出ていましたし、園芸好きな人はクレマチスを育てている人がかなり多かったです。
私はふるいのか、「鉄線花」の方が馴染みがあります。

奥様、しあわせ・・段ボールを片付けてくれる人がいて。森田先生の本(どの本だったかは忘れてしまいました)に、夫婦は神経質どうしよりも、どちらかが違う性格の方が上手くいく、と書いてあったような気がします。

私が先日もらった紫陽花はピンクと書きましたけど、真っピンクではなくて、紫にちかいようなピンクで花の先のほうが淡い緑がかった繊細な色をしています。

ママっ子 様

 妻はクレマチスと思い込んでいましたが、マンデビラ
だったのです。現在の写真の赤い花がそうです。

 赤紫に近い色の紫陽花でしょうか。それも魅力的で
すね。

すみません、マンデビラというクレマチスの仲間だと読み間違いをしました❕
タイトルも「クレマチスではなく―」となっているのに。

近々、当地のあじさい寺に行ってみようと思います。お堂へは長い石段を登っていかなければならないのですが、いろんな紫陽花を楽しめます。紫陽花は寺に合うな、と思います。紫陽花の時期に鎌倉のあじさい寺にも行ってみたいです。

ママっ子 様

 鎌倉の明月院は有名ですが、全国各地に「あじさい寺」と
呼ばれる名所がありますね。
 私が住んでいる静岡県では遠州森町の極楽寺があじさい
寺の別名で呼ばれます。紫陽花の咲く期間だけ有料になり
ますけれど、一面に紫陽花が咲き誇るのは見事です。
 まだ今月中は楽しめると思いますので、お近くの名所を
訪ねてみられてはいかがでしょうか。

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