神経質礼賛 2231.紫陽花いろいろ
梅雨の走りのような天気になってきた。街を歩いているとあちこちで紫陽花が目に留まる。街路樹として植えられている所があるし、公園の周囲に植えてある所もあるし、鉢植えでいろいろな種類の紫陽花を育てているお宅もある。今では品種が2000種とか3000種とか言われ、花の形がいろいろあって、さらに青、白、ピンク、赤紫、いろいろの色がある。土壌の酸性度が花の色に関係するらしく、酸性だと青、中性~アルカリ性だとピンクになるという。日本は酸性の土壌が多く、青色になりやすいそうである。鹿沼土・ピートモスを加えると酸性、赤玉土・腐葉土・苦土石灰を加えるとアルカリ性になるという。
通勤の途中、歩道に植えられている一つ一つの花びら(と言っても本来はガクなのだが)が大きく丸くクルクルっとした紫陽花を見つけて写真を撮る。西洋アジサイの一種なのだろうか。何という種類なのだろうかと気になる。写真に撮ってGoogle検索にかけてみるが残念ながら銘柄はわからなかった。
森田正馬先生が60歳の時、名古屋に行かれた時に作られた俳句に、
「あぢさいの 靑味深きが めだちけり」(森田正馬全集第7巻p.458)
というものがある。
ピンクや赤紫の紫陽花は目立つけれども、梅雨のひんやりした空気の中、しとしと雨に打たれながら地味に咲いている青色のガクアジサイも風情があってよい。紫陽花の花言葉には「移り気」「浮気」「冷淡」「高慢」「自慢家」といったあまりよからぬものもあるが、「辛抱強い愛情」「元気な女性」というものがある。紫陽花は目を楽しませてくれる期間が長いのもありがたい。
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従姉夫婦から大きな紫陽花の鉢をもらったばかりです。色はピンク。うれしいのですが、紫陽花なら青が良かったというのが本音・・・。花は好きですが、面倒くさがりの私はちょっと重荷に感じています。2年前、朝顔の鉢が我ながらすごく上手にできたので、従姉にも一鉢あげて喜ばれました。だから、私は花が得意と思われたんだな~。
紫陽花って、木ですよね。裏の家の紫陽花がすごく大きく育っていて、それが西日を遮ってくれるので助かっています。枯れた姿がすごいです。
投稿: ママっ子 | 2024年6月 5日 (水) 23時07分
ママっ子 様
コメントいただきありがとうございます。
紫陽花は比較的手がかからないとも聞きます。
来年も美しいピンクの紫陽花が楽しめそうですね。
だんだん欲が出て、今度は青色のも欲しくなるか
もしれませんよ。
投稿: 四分休符 | 2024年6月 6日 (木) 20時50分