神経質礼賛 2242.新紙幣発行
昨日、約20年ぶりに新紙幣が発行されたというニュースがあった。自分の介護保険料やら固定資産税やら生命保険料の支払いがあるので、今日、銀行にお金を引き出しに行ってみると、ATMコーナーはすいていた。引き出したお金はすべて従来の紙幣で、新紙幣は一枚もない。一番隅の両替機には行列ができていて、銀行員さんが横について何やら説明している。まだまだ普通のATMから新紙幣が出てくるまでには時間がかかるのだろう。あわてて行列に並んで新紙幣に両替しなくても、いずれは切り替わっていくのだからいいにしておこう、と思って銀行を後にした。新紙幣の入手よりも、優先すべきは強烈な暑さ対策だ。今日も当地は日本一の暑さで最高気温39.3℃を記録している。コンビニでいろいろな支払いを済ませてから、床屋で髪を短くカットしてもらい、スポーツドリンクを買って帰った。
新一万円札は40年ぶりのデザイン変更で、その「顔」は渋沢栄一になった。日本資本主義の父とも言われ、数多くの銀行や企業を設立しているが、それだけでなく福祉事業や教育事業に力を尽くしたすばらしい人である。私利私欲ばかりを追求し、社会正義に反するような金儲けを平気でしている現代の政治家や財界人たちには、渋沢の肖像を拝んで少しは見習って欲しいものである。デタラメなマイナス金利政策やバラマキ政策を続けた挙句、もはや財政破綻寸前、三流国家に転落した現状を渋沢が見たら何と言うだろうか。
« 神経質礼賛 2241.隠れ熱中症に御用心 | トップページ | 神経質礼賛 2243.蚊の科学 »
コメント