神経質礼賛 2257.ルイボスティー
相変わらず猛暑日と熱帯夜の毎日である。道を行く人々がペットボトル飲料を手にしている姿をよく見かける。激しく汗をかくような時はスポーツドリンクが適しているけれども、ちびちび飲み続けると酸が歯に悪さをする懸念がある。夏場の水分補給には何が適しているのだろうか。緑茶や無糖紅茶やウーロン茶はスッキリ感があるけれども、カフェインがそれなりに入っているから注意が必要である。飲み過ぎると夜の不眠の一因にもなる。高齢になってくると、カフェインの利尿作用によりトイレが近くなって困ることもあり得るだろう。麦茶はカフェインレスでミネラル豊富なのが売りである。しかし、あまりシャキッと来ないのが難点だ。水そのもののミネラルウォーターは無難ながらちょっと物足りない感じもする。
今までそれほどペットボトル飲料を買わなかった私も今年は買うことが増えている。今週初めて買ったのがルイボスティーである。紅茶よりも淡い赤色で、飲んでみるとかすかな甘みを感じる。カフェインは入っていないが、少々スッキリ感があって良い。ルイボスは南アフリカ産のマメ亜科の植物で、針葉樹状の葉は落葉する時に赤褐色になる。Rooi(赤い)+bos(やぶ、灌木)というわけだ。これを発酵させて作るハーブティーである。ポリフェノールやミネラル分を多く含み、マグネシウムの作用で便秘にも効果があるという。逆に下痢になったりしないか気になって、マグネシウムの含量を調べてみたが、市販品の飲料のマグネシウム量は不明であり、葉に含まれるマグネシウム量はかなりバラつきがあってハッキリしない。まあ、一日500ml程度であれば問題になることは少ないだろう。今年からルイボスティーがのどの渇きを癒すアイテムの一つになりそうだ。
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四分休符 先生
この前の号の「墓じまい」で、先生は「いよいよ終活だ」と仰っていました。
私も色々身近なものから手をつけて整理していますが、どうしてもこれは
「どうしたらいいかわからない」というものがあります。
それは、本です。どんどん増えるばかりです。森田療法の本とそれに関連
するものだけでも大きな本棚一杯です。そのほか三畳の物置からはみだし
た本が家の3か所に積みあがり、居間にも数か所。
まだ読んでいない積読の本が、寝室に背の高さほど。
先生はどうしておられますか?
神経質者はなかなか処分できない性格なのでしょうかね。
仕事関係とか小説の類は、かって、古本屋に持っていってもらいましたが、
特に神経質関連のもは手放すことがなんだか淋しい気がします。ましてや線
引きや書き込みがありますので、どうしたものかと思案しています。
今はそうでなくても、図書館でも引きとってくれない本が多いと聞いています。
先生も、自著やら、お仕事柄相当な蔵書でしょうね。
投稿: 神経質流儀 | 2024年8月21日 (水) 14時48分
神経質流儀 様
コメントいただきありがとうございます。
私の三畳間の書斎もとんでもないことになっています。妻に言わせるとゴミ屋敷状態。壁に作り付けの書棚は床から天井まで満杯。机の上も物が一杯で、この記事を書いているノートパソコンも他のノートパソコンの上に乗っかった親亀の上の子亀状態。机の下も足を入れる場所がありません。買い置きの雑貨類が占拠しているということもありますけど、最大の原因は本・雑誌・書類です。
やはり本は捨てにくいですね。たまに古い文芸書や雑誌を捨てたりしますが、森田療法関係の本や雑誌は捨てられませんし、増えて行く一方です。生活の発見誌は必要な記事をスキャンして保存しているので場所を取って困るということはないのですが、すべての本の必要部分をスキャンするには膨大な手間を要しますから、現実的ではありません。
「終活」はまだまだ先が長そうです。「生の欲望」が強い神経質ということもありそうです(苦笑)。
投稿: 四分休符 | 2024年8月22日 (木) 08時18分