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2024年9月29日 (日)

神経質礼賛 2270.間が空きすぎると

 昨夜は7週ぶりの当直勤務だった。これほど間隔が空いたのは初めてのことだ。医師になってからというもの当直は付き物で、月に7回から10回はあった。今の病院に移ってからは週1回になったけれども毎回精神科救急当直の担当でプレッシャーが強かった。歳を取ってくるとだんだん当直は厳しくなってくる。今年の4月からは若い先生が増えたので、私の当直回数は減らしていただき、月に1~2回になった。前回の当直予定だった日が大雨の影響で電車が完全運休で出勤不能。それで、他の先生が外来も当直も代わって下さったので、間隔が大幅に空いて久しぶりの当直になってしまったのだ。あまり間が空いてしまうと調子が出ない。朝、出かける時に持った当直日用のバッグがやけに重く感じる。昼間の仕事もイマイチ調子が上がらない。プロ野球のピッチャーが中3日とか中4日空けて登板していると調子がいいけれども、雨天中止などで間が空き過ぎてしまうとテンポが乗らないのと同じだろうか。

 当直の時にいつもやっていることがある。それは医局と当直室の床掃除、いわば自主的な作業療法である。掃除機をかけるだけのことなので15分位で済むことだ。汚れがひどいところが目に付くと、水を少し付けたキッチンペーパーで擦って汚れを落とす。感じから始めて行動していく森田式である。7週も間が空いたらかなり汚れていた。やっているうちに何となく調子が出てくるから不思議なものである。

 

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