神経質礼賛 2265.冷蔵庫のない生活
先日書いたように、このところ冷蔵庫が使えない日々が続いていた。家を建てた時に2階のシステムキッチンにデザインを揃えてドア表面がステンレスになっているクリナップで購入した冷蔵庫だ。製造元は現在のパナソニック。23年ほど使っていたことになる。さすがに20年を過ぎたあたりからパッキングの劣化が気になりだした。ドアが閉まりにくくもなってきた。そこで、私は買換えようと言い続けていたが、妻としてはキッチンの他の部分も直したいところがあるからその時まで使うと言い張ってきた。先々週の日曜日、「このアイスクリームおかしいんじゃない?」と言われてみると少し柔らかくなっていた。その翌日にはついにモーターが動かなくなった。家電量販店に行ってみた。今の冷蔵庫は高さが高い製品が多くなっている。ほぼ同じサイズはパナソニック一択。ただしステンレスカラーはなくて白色かシャンパン色。白色ならば翌日に納品できるとのことだが妻の希望で納期1週間のシャンパン色になった。
母が住んでいた家の冷蔵庫は使える状態で残っているので、冷凍食品はあわてて避難させた。この暑さだから冷蔵庫なしでは食品のいたみが早い。食べられるものは急いで消費していったが、かなりの食品は最終的には処分せざるをえなくなった。必要なものはその都度スーパーで買ってくるが、牛乳・ヨーグルト・チーズなど買い置きはできない。冷蔵庫のない生活の不便さを痛感した次第である。やはり、用心して早めに準備して買換えた方がよい。新しい冷蔵庫ほど運転効率がよくなっていて省エネ効果が期待できるメリットもある。
さて、先週の月曜日、納品の日、予定通りトラックがやってきて、搬入の担当者が階段の寸法をチェック。購入した冷蔵庫の搬入は可能だが、古い冷蔵庫は幅がわずかにオーバーで階段を通せないと言い出した。結局、その日はダメで、ベランダから搬出・搬入することになった。先週の木曜日に追加料金の見積が出て、やっと昨日クレーン車が出動して搬出・搬入となった。牛乳を買いに行き、母が住んでいた家に避難させていた冷凍食品を回収してきた。冷蔵庫なしの生活18日間は本当に長く感じられた。
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