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2024年12月 7日 (土)

神経質礼賛 2293.6年ぶりの京都(1)

 一昨日の公休日を利用して日帰りで京都へ行った。いつも年一回は京都に日帰りで行っていたのがコロナ流行で行けなくなり、6年ぶりである。以前はJR東海の50歳以上限定の格安セットがあって、「こだま」のグリーン車利用で3000円位の食事クーポンが付いてくるというものを利用していた。残念なことに今年からなくなってしまったので、「ひかり」の指定席を押さえておいた。普段通勤で乗っている列車を見送り、次の「ひかり」に乗車。家でいつもと同じ朝食を食べているが、さらにコンビニで買ったおにぎりで腹ごしらえして長時間の歩きに備える。8時ちょうどに京都駅着である。地下鉄を乗り継いで蹴上へ。南禅寺はもう近い。例年ならば紅葉は落ちてしまう時期ながら、うれしいことに今年は赤や黄色の紅葉がまだ残ってくれていた。前回行った南禅院ではなく、方丈へ。石庭や襖絵をゆっくり見ることができた。地味な石庭も鮮やかな赤色の楓の木が一本あるとずいぶん違った印象を受けるものだ。

   次は紅葉の名所、永観堂(禅林寺)へ。境内に入ってすぐ、一面鮮やかな赤色の紅葉が広がっているのが目に飛び込んで来る。JRの「そうだ京都行こう」のCMで深紅の紅葉の画像を見て、てっきりフィルターを使って鮮やかな色に加工しているものとばかり思っていた。実際にそうなのだと思い知らされた。観光客は多いが、12月だけあって、ひどく混雑しているほどではない。期間限定の寺宝展も開催されていて、見るものが多い。ただし、建物の中を歩く時間が長く床の冷たさが足に伝わってくるので、厚い靴下を履いてくれば良かったなと思う。最後に「永観遅し」と横を向いたみかえり阿弥陀像を拝む。永観堂を出て坂道を上がって行くと哲学の道に入る。

 

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