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2024年12月26日 (木)

神経質礼賛 2299.墓じまい(2)離壇料

 樹木葬墓を予約したことは以前書いた(2256話)。私と妻の墓と妻の両親の墓の2区画隣り合わせで予約した。義母の墓は藤枝市にあるので、そのうちお寺と話を付けて墓じまいをして樹木葬墓に移そう、という計画だった。ところが、この夏、義父が急に亡くなって、呑気なことを言っていられなくなった。義父の通夜・葬儀の際に藤枝から住職さん・副住職さんが来ていただいた際に話を切り出した。その後、一度ご挨拶に行って自分の子供たちは戻って来る見込みはなく墓の維持が困難になるという事情を説明した。寺で義父の四十九日法要の際には納骨は行わず、今までお世話になった御礼を述べて謝礼を渡し、義母の改葬に必要な(あらかじめ藤枝市役所のホームページからプリントアウトしておいた)改葬許可申請書に署名・捺印していただいた。この謝礼は離壇料と呼ばれ、墓じまいの際にトラブルの原因になりやすい。本来は必要ないという話もあるけれど、寺にとっては檀家が減って大きな収入減になるため、何らかの礼金を受け取りたいのも無理はない。離壇料についてネットで調べると15万円程度とか30万円程度と書かれたものを見かける。それより少々多めの額を包んだ。現実にはさらに石材店にお願いする墓の撤去・石材処分費用や遺骨処理費用もかかる。こちらは見積を出してくれるので安心である。複数の石材店に「相見積」を取る人もいるそうである。

 先日、NHKの「突撃!カネオくん」という番組でイマドキのお墓の話題を扱っていた。樹木葬、散骨、永代供養、マンション型の墓などが人気を集めているという。巨大な前方後円墳型の樹木葬墓地の話題もあった。やはり、墓を継承する人がいない、子孫に迷惑をかけたくない、という理由からそうした墓を選ぶ人が増えている。さすがに墓じまいの際の離壇料の話まではなかった。お寺にかかる「料金」は不透明である。種々の仏事の際にかかる料金は明示していただき、それ以上は志納とするのが合理的でトラブルも防げるのではないかと思うが如何なものだろう。

 

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