神経質礼賛 2309.セルフレジ化
いつも家から歩いて買物に行くスーパーが先週突然セルフレジに変わっていた。今まではレジで店員さんが商品のバーコードを一つずつレジの機械で読み込んでは別のかごに移し、そのかごを精算機の方に回し、客は現金やプリペイドカードやクレジットカードで支払うという方法だった。今度は全部自分でやらなくてはならない。案内表示と音声案内に従って操作していくことになる。要領がわからずマゴつく。まずはエコバックを機械にセットするよう指示される。その後は商品のバーコードを読ませていくわけだが、バーコードリーダーの読み取り窓がどこにあるのか分かりにくい。それに、今までは商品のどこにバーコードが付いているのか意識したこともなかった。あれ、読み込めないぞ、と思って二度読み込んでしまう失敗もある。今は店員さんが待機していて、ヘルプしてくれるけれども、そのうち、そうしたガイド要員もいなくなるだろう。早く慣れないと困ったことになりそうだ。
ユニクロのセルフレジのように、商品のタグ情報を機械が無線で読んでくれると助かるのになあ、と思う。そのユニクロ、最近、初任給を30万円以上に上げるというニュースがあった。人件費は高騰するし人手不足、という状況がこれからも続きそうだ。それをカバーするためにこれからもセルフレジの店が増えて行くだろう。それは仕方がないけれども、高齢者や目や耳の不自由な方でも容易に使えるものにしてほしいと思う。
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コメント
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セルフレジ数回で慣れました。値引き品ばかり買うので対面での恥ずかしさがなく助かっています😸
投稿: たらふく | 2025年1月26日 (日) 08時13分
たらふく 様
コメントいただきありがとうございます。
つい欠点ばかりに目が行ってしまいますけど
確かに値引き品ばかり買っても店員さんや他の
客にはわからないから気楽、という長所もありま
すね。
投稿: 四分休符 | 2025年1月27日 (月) 08時10分
四分休符先生
まさかのウツと眠剤処方で2週間経ちました。金科玉条の如く「森田療法」ではない、ですか。私は解っていなかった。森田を実践する。その意味...
先生の在籍もあと2ヶ月でしょうか...
さてさてセルフレジ。その前にバーコードを読み込む買い物について。このデジタルというもの、1or2、〇or×、白or黒。曖昧、あそび はどこへ?無駄は必要ない、とか?
というもの昔の事。「お勉強して下さいます?」それが出来なくなったという事。早い話が値切り交渉です。 昔は出来たのです。係員は「上の者に聞いてきます」云々で少しはお安く手に入るという事が出来ました。でも今は「バーコードで読み込みますので問題があれば返品致します」と世は冷たい。 こんな買い物も結構コツがあって楽しかったものです。 今でもアメ横などでの買い物だったら成立するかもしれませんね。若しくは「市」とか。
スーパーマーケットのセルフレジ、以前にも四分休符先生が言っておられたスマホ支払い。慣れれば便利なのかもしれません。見切り品ですか、ウフフ...それもよし、です。70才になろうかという私には昭和の買い物が懐かしい。白or黒ではなくいろいろなグレーがあった買い物。
デジタル。あぁ、デジタルです。味気ない...
投稿: yukimiya | 2025年1月29日 (水) 21時59分
yukimiya 様
コメントいただきありがとうございます。
抗うつ剤と睡眠薬が処方されたからといって
ガッカリされることはありません。風邪をひいた
時は休養を取り必要ならば薬も飲む、というこ
とと同じです。状況に合わせた対応をしていく
のは森田の考え方と矛盾しないと思います。
今は桜の枝についているつぼみたちも時期
が来れば開花します。冬の寒さのうちは力を
蓄えて春を待ちましょう。
値切るのは店と客のコミュニケーションのひと
つでしたね。買物ブギではありませんが、「おっ
ちゃん、これなんぼ?」、少し上品な奥様だと「
ちょっとお勉強して下さる?」、こういう言葉は
聞かれなくなりましたね。
投稿: 四分休符 | 2025年1月30日 (木) 09時19分