神経質礼賛 2318.春を告げる確定申告
例年、確定申告の時期になると、早い所やっつけてしまおうということになる。今年も初日の午前中に国税庁のホームページから申告書を作った。そして、歩いて税務署へ。午後一番に提出する。今までは提出する際に窓口で簡単にチェックを受けて控えに受領印を押してもらって、これで一仕事終わった、という感じだった。今年から受領印は廃止になり、チェックは受けずにただ提出するだけになった。税務署としては手間を減らすためにマイナンバーカードとスマホによるe-Taxに誘導しているから当然と言えば当然だ。従来通り、申告書をプリントする方式でやろうとすると、なぜe-Taxにしないのか、という質問画面が出てくる。何が何でもマイナンバーカードを使わせようということなのだろう。「今まで慣れているから」の欄にチェックを入れた。
さて、家に帰ってから、源泉徴収票を添付し忘れたのに気が付いて、慌ててまた税務署へ逆戻り。受付の人にその旨を話すと、「源泉徴収票は添付しなくても大丈夫ですよ。どうしても気になるということでしたら、お待ちいただければ対応しますけど」と言われる。一昨年、窓口で源泉徴収票の添付は不要だと言われた(2077話)ことをすっかり忘れていた。調べてみると2019年(令和元年)4月から添付は不要になったようである。
毎年、税務署に行く日は強い西風が吹いている。内堀沿いを歩いていると、スギ花粉が飛んでいて目はショボショボ、鼻はクシュクシュ。駿府城公園の入口から見て正面に1本の紅梅が満開になっているのに気が付いた。強風に枝を大きく揺らしながら見事に咲き誇っている。思わず近くに行って、写真を撮る。まだまだ寒い日は続くけれども、本格的な春は一歩一歩近づいてきている。
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