神経質礼賛 2330.ラストラン
昨日は掛川の病院勤務最終日。その前日には職員の皆様から花束と記念品を頂いていた。各病棟などに配るお菓子は事前に購入して運び込んである。ただ、ある部門に配る分が不足していることに気付き、昨日の朝はいつもより早い6時ちょうどに家を出て、静岡駅で不足分のお菓子を買う。新幹線は掛川駅に6時52分の定刻に到着。ドアが開くと全力で走り出す。階段を駆け降りて通路を抜けてまた階段を駆け上ると息が切れている。タクシーがいない場合は1時間に1本しかない6時55分の始発バスに滑り込むように乗るので、いつもハラハラである。朝走るのはこれが最後だ。このところタクシーに乗れていない。今日もダメか、とバス停の方へ向かいかけた時に一台のタクシーが入ってきた。レジェンド(2226話)の運転手さんだった。最終日にまたお会いできて嬉しかった。もう80歳過ぎているが、まだあと2年は運転します、と言う。病院構内に入ると桜が咲き始めていた。降車する時に握手を求められた。
いつも朝一番に自分のレターボックスを開けて、種々の書類作成依頼を見る習慣になっているが何も入っていない。電子カルテを開いてみると、入院の受け持ち患者さんたちは引き継ぐ先生たちの担当になっており、自分の名前では出てこない。肩の荷が降りた感じと同時に一抹の寂しさを感じる。午前は一通り病棟を回った後、書類や小物の処分整理。午後になってもう一度各病棟を回り、挨拶をしてお菓子を置いてくる。
帰りはやはり昨日で退職するパートの薬剤師さんとタクシーに同乗する。この方にも随分お世話になった。毎月、タクシーの配車係もして下さっていた。さて、タクシーから降りるのも荷物が多くて一苦労。前日に持ちきれなかった頂き物に加えて新たな餞別の品々、私物のノートパソコン、種々の小物類、なかなかの重量だ。駅の階段の昇り降り、地下道の昇り降り、家まで何とか歩いて帰る。重量を測ってみると全部でほぼ9kgだった。こうして無事にラストランを終えた。


最近のコメント