神経質礼賛 2332.どうする?サラメシ
NHKで14年続いたバラエティー番組のサラメシがこの3月で終了した。いろいろな仕事をしている人たちの昼御飯を取材した面白い番組で、最後には亡くなった俳優や作家などの有名人が愛した店が紹介されていて、興味深かった。
私は長年病院勤務していて、昼食や当直の朝夕食は患者さんと同じ病院食を食べ続けていた。昼食は一食300円(最後の頃は400円)で給与から天引き、当直中の食事は検食扱いで無料だった。病院食だけあって栄養バランスは抜群で塩分も控え目の健康食で何も心配はいらなかった。それが、今月からサラメシはどうしようかと悩むことになってしまった。昨日はクリニック勤務の初日。周囲に定食屋さんは見当たらない。車通勤の人ならば弁当屋とかコンビニで買ったものを自分の車の中で食べるという手が使えるが、電車プラス徒歩通勤だからそうはいかない。なかなかいい店もなくて、結局、歩き疲れて離れた所のファミレスに入った。一人でファミレスに入るのは初めてである。安上がりなハンバーグランチを注文する。水はセルフサービス。食後の会計も伝票のバーコードを機械にかざして支払う仕組みだ。これから仕事の日は、どうする?サラメシということになる。手頃な値段で食べられるいい店を探して、なるべく栄養が偏らないように気を付けていきたい。
« 神経質礼賛 2331.餞別の品々 | トップページ | 神経質礼賛 2333.もう一つの初日 »
コメント