神経質礼賛 2343.退職後の手続き
サラリーマンが定年退職すると必要な事務手続がある。急ぐのは健康保険である。国保に切り替えると在職していた前年所得の影響により高い保険料を払わなくてはならない。そこで、退職後2年間はそれまでの健康保険を任意継続した方が得な場合が多い。国保へ切り替える場合は退職後2週間以内にしなくてはならないので、急いで協会けんぽの事務所へ行って任意継続の手続きを済ませた。
私の場合、年金の手続もある。働いていて収入があるということでゼロ円になっている厚生年金の手続きは前の勤務先でやってもらえるらしい。一方、老齢基礎年金は退職するまでは不要だと思って、手続きせずそのままにしていたので、繰下受給の請求手続きをしなくてはならない。老齢年金請求者専用フリーダイヤルに電話してみる。連休の合間の日で、混んでいてすぐには繋がらないだろうと思っていたら、意外にも1回で繋がった。状況を説明して、地元の街角年金相談センターの相談予約を取ってもらえた。コールセンターのオペレータが私の住所を2回聞いてきた。強迫の人なのかな、と思う。こちらも強迫なので念のため相談予約日時を最後にもう一度確認した。ホッとして受話器を置いて1分ほどして電話が掛かってきた。先刻、対応してくれたオペレータからだった。「すみません、先ほどお伝えした相談日時を教えて下さい」と。確認の応酬である。強迫同士の会話はこんな風になるのだろう。
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好いお話(笑)
投稿: たらふく | 2025年5月11日 (日) 06時44分
たらふく 様
ほどほどの強迫は悪くありませんね。
「良い加減」の強迫が一番です。
投稿: 四分休符 | 2025年5月11日 (日) 07時40分