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2025年7月 1日 (火)

神経質礼賛 2361.カレーライス物価指数

 昨今の食料品価格上昇には驚く。スーパーへ行くたび、あれも上がった、これも上がったとあきれるばかりである。弁当類や外食代も高騰している。熱中症対策にペットボトル飲料を買おうとすると1年前よりずいぶん値上がりしている。私の感覚では「狂乱物価」レベルだ。その割にはニュースでそれほど話題にならない。食品値上げには慣れっこになっている、給料が上がっているからいいだろう、ということなのだろうか。本当に皆さん困っていないのだろうか。衣類は古いものを我慢して着ていれば節約できるけれども食品は待ったなし、そうはいかない。特に低所得の人々の生活を直撃していると思われる。

 食品の物価を示すわかりやすい指数がある。カレーライス物価指数(カレー指数)は2020年に1杯のカレーを作るのに必要な原材料や水道光熱費などの合計を100としてそれがどう変化したか比較するものである。2023年まではあまり上昇していなかったのが、2024年の平均は一食365円・カレー指数は133.6と跳ね上がった。2025年3月のデータではコメの高騰を反映して一食421円・カレー指数は150以上に達している。

 カレーが嫌いという人はめったにいない。学校給食や病院食でもカレーは人気メニューである。国民食と言ってもいいだろう。森田正馬先生もカレーは大好物で、胃腸を患い回復したばかりにカレーを2杯3杯もお代わりするので妻が食べさせないようにすると、勤務先の根岸病院に出かけてカレーとこれまた好物のゆで卵を何個も召し上がっていたという逸話が残っている。

 私が東京で学生生活をしていた頃、大学生協食堂で一番安いのは120円のカレーだった。週1~2回は必ず食べていた。カレーは栄養が摂れて元気も出る、貧乏学生にとってはありがたい料理だった。下宿でもゆで卵を作りながら同じ鍋で安売りの時に買っておいたレトルトカレーを温めてうどんやスパゲティにかけて食べたこともあった。弟が遊びに来る時には材料を買いそろえてカレーを多めに作り、残りは冷蔵庫に入れて翌日温め直してまた食べたものだ。

   近頃では原材料高・人件費高騰などの影響でカレー店の閉店・倒産が増えているという話もある。食品高騰に対して(と言うより選挙対策に)一人2万円の給付金をばらまくことを主張する政治家がいるが、そんな姑息な手段では効果がない。カレー指数を意識した根本的な物価高対策が必要だ。

 

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