神経質礼賛 2376.トレロカモミロ
お盆休み、友人宅に音楽仲間が集まった。私の他、もう一人ヴァイオリンを弾く税理士さん、ピアノやエレクトーンを弾いている薬剤師さんと事務員さんの女性軍だ。実は宿題が渡されていて、かつて「みんなのうた」で放送されていた「トレロカモミロ」のエレクトーン4パート・スペイン風オーケストラアレンジの編曲譜。パート1は税理士さん。私が任されたパート2は重音だが「弾けるでしょ」と。パート3は女性軍2人がピアニカとピアノで分担。パート4は友人がコントラバスで弾く。みんなのうたとは異なり、テンポが大きく変化し拍子も4拍子から途中3拍子に変わったりする。エレクトーン用にあらかじめ作られたUSBデータを流してそれに合わせて皆で弾いてみるが、私はどうも旗色が悪い。速い動きのところで落ちまくってしまうのだ。何度か合わせてやっと少しずつ合ってくる。税理士さんがエレクトーンの音をスマホで録音してメールで送ってくれたので、何度も聞いてそれに合わせて練習するつもりだ。いつの間にか9月の終わりに人前で演奏する話になっていて困ったものだ。
「トレロカモミロ」はフランコ・マレスカ作詞・マリオ・パガーノ作曲の1969年イタリアの童謡コンテスト「ゼッキーノ・ドーロ」入賞作品で、勇敢だがとても寝坊助でどこでも寝てしまう闘牛士の歌である。ちなみにその翌年1970年の入賞作品には同じ作詞家・作曲家による「黒猫のタンゴ」がある。ただし、大ヒットとなった日本語の訳詞とは内容が異なる。興味のある方は調べてみて下さい。
闘牛の最中でも眠りに落ちてしまうカモミロ氏は過眠症の一種ナルコレプシーと言えそうである。不眠に悩む神経症の人からみれば羨ましく思えるかもしれないが、仕事中や運転中に突然眠ってしまったら危険である。一方、神経症の不眠は眠れなかったら体に支障がある、などと本人が心配するだけで、実際には気が付かないうちに眠っていたりして、本人が心配するほどの実害はない。眠れても眠れなくてもよい、と不眠を問題視しなくなれば治っているのだ。
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