神経質礼賛 2388.御褒美アイス
毎週、日曜日の午後は掃除の時間である。日曜日に出かける場合は前日に行う。妻が2階リビング・台所に掃除機をかける。私はそれ以外の2階、1階・3階・廊下・階段に掃除機をかける。2階で同じコンセントに2台の掃除機を繋げたら、ブレーカーが落ちてしまったことがあった。分電盤を見たら、そのエリアは20Aのブレーカーになっていたので、以来、同じコンセントを使わないように気を付けている。掃除機は1台平均5~6A程度で済むはずだが、モーターには高電流が流れる瞬間があり、それがたまたま重なってブレーカーが落ちたのだろう。夏場はエアコンを止めて窓を開けて掃除するけれども、階段部・特に3階から屋上へと上がる階段はものすごい暑さになっていて、厳しいものがある。私は大体決まった順にやっていくので、いつも一通り終わるのに35分である。動き出すと動けてしまうもので、ついでに家の周りの草を取ったりゴミを拾ったりする時もある。
掃除が終わると窓を閉めてまたエアコンをつける。汗が引いたところでおやつタイムである。インスタントコーヒーを飲みながら買っておいた菓子を食べる。このところ、夏場はもっぱらハーゲンダッツの小さいアイスクリームにしている。3種類のミニカップアイスが2個ずつ計6個入って一箱千円ほどで買える。通常はバニラ・クッキー&クリーム・ストロベリーの定番3種。毎年期間限定バージョンもあって、交互に買っている。今年の限定セットは「世界のデザートセレクション」と題してニューヨークチーズケーキ・苺のブラマンジェ・コーヒーグラニータの3種入り。ネーミングにそそられてしまう。プチ御褒美のアイスである。
三島森田病院に勤め始めた頃は、森田正馬先生から直接指導を受けられた田原綾さんが御存命で入院森田療法患者さんたちの作業指導にあたっていた(84話、『神経質礼賛』p.46-47)。厳しく指導をされていたが、作業終了後に時々御自分の部屋に患者さんたちを呼び集めて和気あいあいのお茶会を開いておられたことを思い出す。行動本位、作業中心の生活、とはいえ、こういう「間(ま)」、短い休符が入るのもまたよしである。
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