神経質礼賛 2391.鍵盤ハーモニカのピッチ
友人の音楽仲間グループで楽器店の内輪のコンサートに出ることになり、エレクトーン、ヴァイオリン×2、コントラバス、鍵盤ハーモニカというメンバーで「レット・イット・ゴー」と「トレロカモミロ」を練習してきた。最近のピアノはA442Hzに調律されていることが多く、長年440Hz派だった私も442Hzで調弦している。はて、鍵盤ハーモニカのピッチはどうなのだろうか、と気になる。神戸の楽器店が4種類の鍵盤ハーモニカのピッチを実測した動画を公開していたので見てみた。ヤマハのピアニカは少し高い443Hzだった。個体差ではないかという。スズキのメロディオンは442Hz、日本製のゼンオンのピアニーは442Hz、中国製のキョーリツのメロディピアノは443Hzと高かった。ピッチが異なると同じ音を一緒に出しているつもりでもうなりを生じて音が濁る。メンバーの人が使っている鍵盤ハーモニカは以前はドイツ製だったが、現在はスズキのメロディオンだと聞く。やはり鍵盤ハーモニカと合奏する時も442Hzに調弦していれば間違いないようだ。
さて、演奏当日、エレクトーン奏者の薬剤師さんの強い押しで、上下黒色服、百円ショップで買った麦藁帽子に水色のスカーフという揃いのいで立ちで登場。当日も早くから行って、練習室をレンタルして練習を繰り返す。本番はあっと言う間だった。「学芸会」が終わってほっとする。これからは私にとって普通の音楽に戻れる。
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